日常

【手作り日傘】浴衣や着物から!お揃えのバッグも作ってみた。和柄とは一味違う本物の良さとは?

今年はほんと暑いです。7月に入ってからの高温は異常ですよね。
毎日毎日暑くて参ってしまいます。
テレビでは、毎日高温注意だ熱中症注意だと暑さ対策なんかも連日放送されています。そんな暑い夏に注目なのが、日傘です。
私は数年前から手作り日傘を作っていますので、ちょっとご紹介(;^ω^)

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外国人から見ると日傘は「?」

夏に日傘をさす事は日本人としては珍しくないですが、外国人からすると不思議なんだそうです。

そう言えば雨でも傘をささない人が多いような・・・(-_-;)

面倒なのかな???

南の島のプールサイドやビーチで日傘軍団を見るとたいてい日本人でしたねぇ・・・・( ゚Д゚)

どうやら外国では、日焼けはステイタスで、バカンスに行く余裕のある人と見られるようです。

要するに「富裕層は日焼けしてる」って事のようで。

日本もかつてバブルの時はそうでした。日焼けしないと「友達おらんの~」って誰からもお誘いを受けない引きこもりってイメージがありました。

最近では日焼け大敵、シミしわ防止が主流になっていますが・・

でも最近の日焼け防止は少し行き過ぎなように思いますね~。ナイトプールなんかも流行ってるそうですが、少しは日にあたった方が健康的だと思いますよ(^^♪

私は普段ゴルフとテニスしていますので、そこまで日焼け防止は気にしていませんが、それでもここ連日の強い日差しだとやはり日傘があったほうが少しでも楽かなぁ~って思ってしまいます。

そもそも日傘は日本の文化なのか?

日本もひと昔前までは、日傘=年寄、中年のおばさんといったイメージがありました。西洋だけでなく中国・韓国などのアジア圏でも日傘をささないようですが、これもひと昔前の日本同様、年寄りのイメージがあるようです。

じゃあ日傘はやっぱり日本の古い伝統文化なのか??

と思ったら、意外や意外!19世紀フランスが発祥だったそうです。

そう言えばモネの絵画にもあったなぁ~日傘をさす女性。しかし現在では、ヨーロッパでは日傘が廃れて、日本でのみ定着しているようです。

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オシャレな日傘をさそう!

日本人の日傘スタイルは特異に思われているようですが、どうせならこの特異と言われる文化をオシャレにしてしまおう。そう思った私は日傘作りを始めたのでした。

もともと着物地が好きだったので、まずは浴衣地で作ってみました。作り方教室なんかも探してみましたが、これがなかなかありません。仕方なく自己流で作ってみました。

最初は「お皿か?」と思うような平たいものや、生地が波打ったりとなかなか生地がピンと張ってくれません。

縫い方は傘を見ると何となく解ったのでそう問題なかったんですが、やはり仕上がりが残念な感じに・・・(;^ω^)

しかしえらいもので、数を作るうちに「いけるやん!」って仕上がりになってきました。そこそこ上手くなったので、ネットでも販売してみました。

クレームが来ないか?やや心配でしたが、なかなかの高評価で、100%完売とは行きませんでしたが、90%販売でまずまずの出来だったと思います。

これは、有松鳴海絞りという浴衣の反物から作ったもの。

絞りって生地はシボシボのしわの寄った生地です。アイロンでピーンと伸ばしてしまえば、作るのも面倒ではないのですが、ここは少しコダワリがあり、少しシボシボを残したいところ。

触った時にブツブツの手触りを残すのに苦労しました。

インスタ映えNo1の日傘

こちらも有松鳴海絞りの反物より作りました。

インスタにアップしたら「いいね」連続でちょっとビックリしたわ~(;^ω^)

今年から撥水加工を始めました。高価な反物なので、ビビりながら挑戦!

浴衣地などは、やはり色落ちもあるので全ての反物には出来ないと思いますが、まあ大抵は大丈夫なようです。

綿素材なので、ナイロンのような訳にもいきませんが、スプレーなどで水をかけても弾いてくれました。

完璧な防水は無理ですが、これなら急な雨でも大丈夫そう(^^♪

 

撥水加工で晴雨兼用

こちらも撥水加工してみました。アンティークの浴衣なので、色落ちはどうなのか?心配でしたが、何とか大丈夫でした。実際に雨の日に使っていませんので、一度使ってみようと思っています。しかしあれから雨降らないんよねぇ~(-_-;)

これは、反物からではなく浴衣を解いて、洗って作りました。

反物からのほうが、作業も少なくて楽なんですが、アンティークの浴衣はとっても色と柄がいいんですよね~。

最近の浴衣は安くなりましたが、大量生産なのか?職人の技術は伝わって来ないですね。この生地も濃紺ですが、色の濃淡があり実物はグラデーションになっています。模様が浮き上がったように見えるんです。

こうやって日傘を作ってていつも感じる事ですが、やはり本物は違うな~

和柄はいろいろあるけど、本物にはいくつもの見えない工程があり、深みと味わいがあります。写真だとそこまでは伝わらないでしょうね。でも実物の方がいい!って言ってもらえる事が多いので満足です(^_-)-☆

又、ここでオーダーメイドのサイトを作ろうと思ってます。

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