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洞川温泉
洞川温泉は以前から行ってみたかった所。
綺麗な水で有名な天川村にある、修行の行者の街で有名です。
私の住んでいる同じ奈良からでも、少し遠い秘境と言われる奈良南部にあります。
遠くでホラ貝の音が聞こえる不思議な町です。
昨年のテニス合宿の候補地だった洞川温泉。
昨年は結局この手前の黒滝村へ行きましたが、今回機会がありGW明けにお泊りしてきました。
以前は、近鉄下市口から2時間かかったので、まさに秘境でしたが、最近ではトンネルが開通して30分程になり、大阪市内からでも1時間半で行けるようになりました。
花屋徳兵衛
今回は老舗旅館「花屋徳兵衛」さんに泊まる事に。
ここは創業500年で最も古い旅館です。
収容人数はどのお宿も多くなく、ここ「花屋徳兵衛」もそれぞれ個性的な8部屋のみです。
江戸時代の旅籠のイメージがピッタリな街並みと建物です。
駐車場
マイカーで到着しましたが、駐車場がわからない!?
旅館前に停車して、お宿に聞いてみると、駐車場はここから離れているそうです。
旅館の方に車で先導して頂き、駐車場から旅館の車でお宿に運んでくれました。
縁側
どの旅館も縁側があり、しかもオープンスペースになっています。
和風のオープンテラスってとこですね!
これは、大峯山に修行に訪れた、行者さんなどが一服できるようにしているそうです。
ここで煙草を吸っている人を見かけましたが、禁煙ブームの今、このゆるーい雰囲気は何故かホットします。
最近は何もかもうるさすぎですよね。
人々の気持ちに余裕のあった昭和を思い出す風景です。
お部屋
曲がり廊下のある昔風の和室。
洞川温泉の通りを見下ろせる、通りに面したお部屋です。
この窓から「お兄さん遊んでかない~」って呼んでる風景をふと思い出しましたが、
この辺りは昔は遊郭だったそうです。
大峯山に修行に行く前に行者さんたちが遊んで行ったのか?
偉いのか?偉くないのか?
修行の身でそんな事していいのか?
日本の宗教と文化は奥深いですね。
ここのお部屋は旧館で、古い建物です。歩くとミシミシと響きます。
昔「静かに歩きなさい」と母に怒られたのを思い出しました。
歩くと微妙に揺れます 😎
建物は奥に長く、奥は新館なようで、こちらは頑丈な感じでした。
道路沿いに面したこのお部屋からの景色は、何とも言えないほっこり感があります。
この日は人通りも少なく静かでした。
お食事は個室
お食事は1階の個室に案内されました。
テレビも置いてくださっていて、ゆっくり食事ができるようになっています。
やはり大広間より個室のほうがいいですよね。
花屋徳兵衛 夕食の内容
ここは山の中なので、海の幸はそう期待できませんが、山の幸は豊富です。
アユの甘露煮やごま豆腐などやさしいお味のお料理でした。
やはりお水がいいのか?
お米とお豆腐がとっても美味しかったです。
特にこの辺りの名産アマゴの塩焼きは美味しかったです。
私は基本川魚が嫌いなんですが、全く臭みがなくあら塩がきいてパクっっと頂けました。
メインの川魚がこの次の日から「アユ」に変わるそうです。
天ぷら
素麺の入ったお吸い物
シャーベットとメロンのデザート
写真では量が少なそうに見えますが、充分お腹いっぱいになりましたよ。
洞川温泉へのバス便は少ない
お部屋に戻って案内書を見てみました。やはりバス便は少ないです。
ですので、バスで来られる場合は、バスの時間は要チェックです。
ここは秘境の地なので(^o^)
下市口よりタクシーだと¥9000程かかるそうですが、複数で来られたならタクシーでもいいかも?
花屋徳兵衛のお風呂
ここには、「後鬼の湯」「前鬼の湯」と2つのお風呂があり、貸切風呂「是空の湯」というのもあるそうです。
「後鬼の湯」「前鬼の湯」は時間で入れ替えがあり、私は2つとも入浴しました。
ここでこのお宿のいいところ!
お風呂は24時間入れるところです。
旅行に行くと、予定通りいかなくて何だか時間がなくなって慌ててお風呂に入る事も多いですが、24時間入れるので、ゆっくりできました。
ありそうでなさそうな24時間風呂です。
お風呂はそう大きくありませんが、宿泊客も数組限定なので、脱衣所で他の人と顔を合わせたくらいで、ほぼ貸切で入れました。
夜の温泉街は灯りが燈り風情があります
洞川温泉の一番の売りは、何といっても夜の街並み!
行った人のほとんどが、「千と千尋の神隠し」を思い出す
っていうのも納得の風景です。
特に何があるわけでもありませんが、何とも言えない不思議な風景と空気感です。
こちらも人気のお宿「角甚」さん
ひときわ明るく派手でした。
通り沿いのお店では提灯に灯りがともって華やかな雰囲気なんですが、人がおらずとても不思議な光景です。
花屋徳兵衛 朝食
朝も昨夜と同じ個室で朝食を頂きました。
ごく普通の和定食ですが、とにかくご飯が美味しいです。
お水が綺麗ってのはこんなにも贅沢なんだ!と改めて実感。
アユの開きもとても美味しかったです。
見た目は質素かも?ですが、気分はとっても贅沢な気分です。
洞川温泉には他にもたくさんのお宿があります。
温泉宿は全国あちこちにありますが、ここは独特の雰囲気のある街です。
何かタイムスリップしたような、そんな雰囲気が味わえるところです。
洞川温泉のおすすめ土産3つ
旅の締めくくりはやはり土産(笑)
特に大きなお土産屋さんはありませんでしたが、ポツポツ何か売ってます。
陀羅尼助も名産?のようで、お店がありましたが私は正露丸派なので買いませんでした。
何かいいお土産ないかなぁ~???
名水とうふ
そうそう!旅館で出たお豆腐美味しかった。
そこで、朝からお土産を買いにここ「山口屋」さんへ来ました。
お宿から歩いて数分のところにあります。
早めに予約しておかないと売り切れる時もあるようなので、お土産を予約しておきました。
昔ながらの手作り豆腐は、「お豆腐の味」を思い出させてくれます。
1丁が大きくて普通スーパーで売ってるのの2丁分程あります。
もめんを買いましたが、少し固めのプリンのようななめらかさでした。
入れ物を持ってこなかったので、発砲スチロールの保冷バッグを購入しました。
パック詰めされている訳でもないので、容器代がもったいないと思う人は容器持参で!
ここでも食べられるそうです。
名水豆腐の紹介はこちら
名水百選「ごろごろ水」
この近くに「ごろごろ水」があります。
車で約5分程の所で、駐車料金¥500でいくらでも持って帰れます。
こちらも容器持参で!
大量に水を汲んでいる人を数人見かけました。大阪からもよく水汲みに来ているそうで、お店ででも使ってるのかな?
ごろごろ水の紹介はこちら
ごろごろ水の前に鍾乳洞があります。こちらもおすすめです。
鮎の塩焼き
数件の店舗前などで鮎の塩焼きが売っています。
天川村川魚センターが一番有名です。
一匹500円くらいです。
不定休ですし、田舎ですし 😎 電話で予約して行くのをおすすめします。
住所: 奈良県吉野郡天川村大字洞川675-56
電話: 0747-64-0357
洞川温泉 周辺観光
鍾乳洞・龍泉寺・みたらい渓谷など見どころも沢山あります。
日帰りだともったいないので、お泊りで観光するのがおすすめです。
天川村・周辺観光スポットの紹介はこちら
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