奈良【長谷寺】車でアクセス・御朱印もゲット【特別拝観】観音様の御足にも触れて来ました

 

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長谷寺

奈良中南部にある、牡丹で有名な長谷寺です。
沢山あるお寺の中でも口コミ評価の高いお寺です。
どうせなら花の咲く季節に行きたいところでしたが
曽爾高原に行った帰りに寄ったので、花の少ない9月の連休シーズンオフに訪れました。

 

 

別名「牡丹寺」と言われる、牡丹で有名な長谷寺は、奈良県桜井市にある真言宗豊山派総本山のお寺です。

山号を豊山神楽院と言い、本尊は十一面観音、創立者は道明上人とされています。

日本でも有数の観音霊場で、西国三十三箇所観音霊場の第八番札所です。

「花の御寺」とも言われ、平安時代より女性に人気のお寺だったそうです。

唐からの献木を植え継いだとされる150種類、7000株の牡丹を始め、4月は桜、5月は牡丹、6月は紫陽花、10月は紅葉と

年中お花に覆われるお寺です。

 

長谷寺参道

長谷寺門前の通りは、風情のある街並みで、両脇にお土産屋さんや食事のできる所が並んでいました。

私は車で来たのですらっと通っただけでしたが、電車で来たらこの辺りもウロウロしそうですね。奈良中南部は田舎なので地味な所が多いですが、ここの参道はまだ賑やかなほうです。

別の日にこの辺りで柿の葉寿司を食べましたよ。

その様子はこちら

 

長谷寺 車でのアクセス

私は奈良北西部なので、国道24号線や京奈和道などを使ってここまで来ますが、大阪からだと西名阪自動車道の「天理」インター、名古屋からだと「針」インターが最寄りのインターです。

大阪方面から南阪奈自動車道が出来たので、阪和自動車道 →南阪奈道路 →橿原IC  →大和高田バイパス → 国道169 号線でも行けます。

京都からは、京奈和自動車道・国道24 → 国道169 です。

 

仁王門は改修工事完了

玄関である仁王門は残念ながらこの時修理中でした。今は仁王門の改修工事は終了しています。

ここにも「ポケモン禁止」の張り紙が・・・しかしよく見ると、夜は禁止になっていました。

どうやら昼間はいいらしい。もうポケモンやってる人おらんか 🙄

入山料は大人¥500です。

 

風情のある千社札

この時は仁王門改修中でしたので、仁王門内部の写真を撮りました。千社札が大量に貼られています。

千社札って誰が何のために貼ったのかご存じですか?

私は知らなかったので、ちょこっと調べてみました。

千社札は神社や仏閣に参拝をした記念として貼る、自分の名前入りの札のことで、昔は木板で作られていたが、江戸時代以降は紙が使われるようになったそうです。

千社札に風情を感じていた私ですが、なーんだ一般人のステッカーかぁ 😆

子供の頃、冷蔵庫にシールを貼ると母に怒られましたが、シールを貼りたい欲求は子供だけではなく大人にもあったんですね(*^-^*)

でもこの写真は天井あたりで、脚立に乗らないと届かない位置です。

古そうな千社札が多かったですが、比較的新しいものも・・・

人目に付くこの場所でいつ貼ったのか???夜中か???

ちなみに千社札は「せんしゃふだ」が正しい読みだそうです。

ほほ~ぅ なるほど 😯

しかし「せんしゃふだ」で変換すると洗車札になりますが 🙂

現在は大抵の寺社で、文化財保護の為、千社札を貼るのは禁止です。

そらそうですよね~傷みますから

 

長谷寺と言えば登廊が一番の見どころ

仁王門をくぐると、そのまま登廊へと続きます。雰囲気あります。

長谷寺は、後朱雀天皇の長歴三年(1039年)に春日大社の社司中臣信清が、子供の病気治癒の御礼に造ったもので、登廊は百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれています。

ちょっと解りにくいですね。

春日大社の偉い人が、子供の病気の快復を春日大社で祈ったら、「長谷寺でお参りする様に」神様のお告げがあって、お参りしたら治ったという事のようです。何だかよく解りませんが、そう言う事らしいです。

下、中廊は明治二十二年(1889)再建のもので、古来の形式を残し、二間約3m60cmおきに長谷型の灯籠を吊るしています。

 

二本の杉

登廊を入ってすぐ右にそれると、二本の杉があります。

「にほんのすぎ」ではなく、「ふたもとのすぎ」と読みます

根本が1つで途中で二本に分かれています。かなりの巨木です。

「ブッダは木の又から生まれた」なんて話聞いた事がありますが、その辺からご神木になってるのか?

脇にはお不動さんのような石造もありました。

登廊の脇にたくさんの牡丹の苗木?が見られました。すごい数です!

丁度手入れされているところで、牛ふんのような匂いが・・・

ここ以外にも複数の植木やさんを見かけました。かなり丁寧に庭木の手入れされているようです。

これだけの数が開花したら、それは見事でしょうね(*^^)v

しかし、花の開花はその年によって時期も微妙に違うのと、見頃は一週間程なので、ばっちりのタイミングに訪れるのは、なかなか難しいようです。

 

 長谷寺 本堂

399段の登廊の階段を登りきると本堂入口です。

あと1段で400段なのに399段にしたのにはきっと何か理由があるんでしょうね

でちょこっと調べてみました。

登廊の階段を108煩悩を落としながら登り、400段目、四(死)を超えたところで、本尊の 十一面観音像と対面することが出来る

この事を知らずに登った私は煩悩を落とし忘れてしまいました(-_-;)

ここ長谷寺とは違い同じ奈良にある寺院「正暦寺」の本堂に登る階段には又違った意味がありましたよ

正暦寺の紹介はこちら↓↓↓

 

しかし階段は長いです。普段運動していますが、はぁはぁ(*´Д`)します。

こんなしんどい階段ですが、登廊の景色が素晴らしいので、はぁはぁはしますがあまり苦になりませんでした。

多分これが普通の階段ならゾーッとするでしょうね。「同じ行動でも景色によって気分が違うもの」

要するに何でも気の持ちようです。と 1つ悟りました 🙂

 

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本尊大観音尊像 特別拝観

今回長谷寺には、曽爾高原の帰りに立ち寄ったので、

特別拝観の事は知らなかったのですが、せっかくなので拝観しました。

入山料と別途¥1000とありましたが、入山料¥500なので合計¥1500のところ、セット料金にて¥1300でした。

入山しないとここへたどり着けないので、この値段設定は?なのですが、

入口の入山受付で入山料だけ払って入った場合に後からこちらで¥1000を支払うので¥1500になるということのようですね。

なので、特別拝観される場合は入山受付でセット割引チケットを買うと、慈悲深い観音様のお慈悲で¥200まけてもらえます(*^-^*)


出典:長谷寺公式ページ

まず本堂前の受付で、このセット割のチケットを見せると、ミサンガ風の腕輪「五色線」という物を付けてもらえます。

靴を脱いで本堂に上がると、清めのお香を手のひらに頂きました。ほのかないい香りの塗香で両手でこすります。

これで観音様とご縁が結ばれたという印になるそうです。

少しかがんでお堂に入るとそこには観音様のおみ足が

「ドドーン」と 😯

でかい でかすぎるお御足です。

そこから見上げると これまたでかい、でかすぎる観音様のお姿が

10メートル18センチの木造十一面観音は重要文化財で、国内最大級の木造仏です。

マジンガーZが全長18mなので、マジンガーZの約半分といった所です。←例えが古い。

右手に錫杖(しゃくじょう)を持っているのは、観音像には珍しいことだそうです。

錫杖?って何???

ちょこっと調べてみました。

錫杖とは僧が山を歩く時などに携帯する道具で、シャクシャクと音が出る事からこの名前が付けられたもの。

山中では獣や毒蛇よけになるそうで、煩悩を除去して、知恵を授かるといった意味を持つそうです。

左手に持つ花瓶のようなものの事かと思ったら、右手の杖みたいな方でした。

確かに!修行僧が持ってるイメージですもんね。

こんな巨大な仏像ですが、御霊木といわれる一本の樫の木から作られたそうです。

よくありましたよね~こんな巨木!それにしてもどうやって運んだんでしょうか?

お堂には後から入れたのか?先に仏像を置いてからお堂を建てたのか?

又疑問が出てきましたが解明は又の機会にします(*^-^*)

また足が黒光しているのは、長年にわたって人々が、このおみ足をスリスリして祈りを捧げて来たからだそうです。

写真ではその迫力が伝わらないと思いますので、是非本物を見てきてください。

特別拝観の期間は、毎年違うので公式ページで確認して下さいね

 

眺めのいい本堂

本堂は大きなテラスになっています。

本堂前の木材は(写真下の腰かけられる部分)、最初角材だったそうですが、本堂前舞台からの眺望に、たくさんの人がほっと座って一休みしたため、少しずつ削れて丸くなったそうです。

ここからの景色が素敵です。

長谷寺紅葉の時期はこちら↓↓↓

 

大きな舞台があり、清水寺は混んでいますが、こちらはそこまで混んでないのでほっとできますよ。

長谷寺全体を見下ろせます。

観音様がご本尊のお寺では、ここ長谷寺と同じ「崖づくり」と呼ばれる建築が多いです。

観音様が崖に出現する事から、こんな風な建築になっているそうです。

清水の舞台をイメージしてもらったら「そんな感じね~」って分かると思いますよ 🙂

長谷寺意外では、

東大寺 二月堂
信貴山朝護孫子寺

が有名です。

 

愛染堂

本堂に入る手前に愛染堂があります。

大国堂

こちらは本堂を出てすぐの大国堂です。

商売繁盛・食を満たすといった現代人が一番興味あるご利益のある大黒天様です。

尊像は弘法大師作といわれています。

 弘法大師御影堂

不届き物のかたつむりが・・・・・

緑に囲まれた五重塔が見えてきました。

本長谷寺

朱鳥元(686)年、三重塔を中心としたお寺「本長谷寺」を建てたのが長谷寺の起源です。

今は3重塔はなく跡地のみ表示されていました。

今のお堂と違って当たり前ですが、質素です。

五重塔

戦後いちばん早くできた本格的五重塔。こちらは立派な建物です。

上の画像では色があまり出ませんでしたが、実際は朱色です。

長谷寺境内地図

数か所で境内地図がありました。結構広い境内なので、現在地が解って便利です。

先ほど話した三重塔跡は、五重塔のそばにありました。地味に看板のみ。

デジタルにうとい奈良中南部ですが、さすが人気スポットなのでバーコード付きのこんな看板も

外国語にも対応しているようです。

六角堂

五重塔から降りてくると六角堂がありました。

五重塔から奥の院まで行くつもりでしたが、トイレに行きたくなって後戻りしたので、そのまま近道で降りる事に・・・

五重塔から階段を降りた所に休憩所の茶店とお土産などが売っていました。

こちらは六角堂周辺です。この辺りに修行僧の宿坊があるようです。全国から集まった修行僧が長谷寺で修行をすることでも知られています。

この辺りの景色も素敵でした 🙂

 

長谷寺イベント

見どころ満載の長谷寺でしたが、特別拝観の他にも様々な行事が行われています。

次回はどれかのイベントに合わせて行きたいな 😛

日程はだいたい毎年その辺りですが、詳しい日にちはホームページで確認してね!

もみじまつり

10月中旬~12月上旬

観音万燈会

大晦日
登廊の両側に灯がともります

だだおし

2月24日
開運祈願法要。3匹の大鬼が燃え盛るたいまつを手に本堂内外を駆け回ります。

 

長谷寺 一番人気は?

5月初旬 ぼたんまつり

と言う事で、早速

ぼたんまつりに行ってきましたよ

 

長谷寺で御朱印も頂きました

長谷寺を含めた、この近辺の御朱印を集めてご利益倍増の「大和七福八宝」っていうのがあります。

「大和七福八宝」の御朱印は収集中です

 

長谷寺
入山時間 8:30~17:00(4月~9月)
9:00~17:00(10月~11月、3月)
9:00~16:30(12月~2月)※牡丹まつり期間等時間延長あり
駐車料金 二輪:200円 普通車:500円 大型バス2000円
所在地 近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分
奈良県桜井市初瀬731-1
TEL 0744-47-7001
http://www.hasedera.or.jp/

 

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