【東大寺】~写真で案内する~行った気になる【大仏殿】大仏のホクロはホクロではなかった

大仏殿

 

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参道から南大門、大仏殿までは

 

大仏殿入口

南大門を抜けて、まっすぐ進み突き当りに大仏殿があります。

大仏殿に向かって左側入堂口です。

ここで入場料¥600を支払い、大仏殿へと向かいます。

拝観時間は

大仏殿・三月堂・戒壇堂

4月~10月 7:30~17:30
11月~3月 8:00~17:00

入場料600円は大仏殿のみで、三月堂・戒壇堂もそれぞれ必要です。

大仏殿と東大寺ミュージアムのセット券は1000円です。こちらも大仏殿入口で購入できます。

これは通路から東大寺を撮影したんですが、見事じゃあないですか?

この空の色 😯

画像加工なしで、この空の色です。

 

金銅八角燈籠(国宝)

大仏殿前の広場、中央付近に金銅八角灯籠があります。

我が国最大最古の燈籠で、笙(しょう)・横笛・銅跋子(どうばつし)

尺八を奏する音声菩薩が浮き彫りされています。

ほぼ創建当初の奈良時代の姿を残しているそうで、

4面は扉で開閉でき、残り4面は羽目板です。

 

賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)

いよいよ大仏様とご対面!

というところで、大仏殿向かって右手回廊

ミイラのような、なんか怖い感じの仏像が目に入りました。

赤い頭巾をかぶった、お地蔵さんではない仏像が・・・・( ゚Д゚)

子供のころ大仏さんは何度も訪れているのに、気づかなかったわぁ。

こんなんあったっけ??

かなりインパクト強いのに((+_+))

「びんずるそんじゃ」と言うそうです。

賓頭盧尊者は、お釈迦さまの正法を伝える十六羅漢の一人

神通力(超能力)が強い人だったそうです。

しかしお酒が好きで、お釈迦さまとの「禁酒」の約束を破ったり、

神通力を使って座ったまま高いところにある栴檀鉢(せんだん)を取ったり、

神通力をもて遊んだためにお釈迦様に叱責を受け

涅槃に入る事を許されなかったとの言い伝えがあります。

中国では470年頃から聖僧として、お参りされる対象でしたが、

日本では、いつのまにか本堂の外陣や回廊においやられてしまったようです。

能力は優れていたが、ちょっと横着物だったようですね。

しかしさすが霊能者!

病を患っている場所と同じ部分をなでると病気が治るご利益があるそうです。

そういう理由で「なで仏」とも言われています。

東大寺以外にもびんずるそんじゃ像は多数ありますが、

他と比べて東大寺のびんずるそんじゃ様は怖い「つらがまえ」です。

何度も言いますが

ミイラかと思ったわ~

同じ「賓頭盧尊者」でも長谷寺で見た賓頭盧尊者は随分印象が違いました。

 

大仏様はやはりでかい

当たり前の話ですが、大仏様はやはりでかい!

子供のころ見たときにはそんなに思わなかったんですが、

何故か体が大きくなった大人になってからのほうが、大きさに驚きます。

私だけか・・・?

長谷寺の巨大観音様の時も思った事ですが、建物が先か仏像が先か?

大仏は高さ14m、重さ約250トンあるそうです。かなり巨大で重いですね。

ちなみに、ジャイアントロボの大きさは、身長30m、体重500トンなので

ジャイアントロボの約半分ですね。←例えが古いね。ガンダムの方がよかったか?

でちょこっと調べましたが、やはり仏像が先で後から建物を建てたようです。

この時代なので全て人力で行われたはずなので、そこにも驚きです。

大仏と言えば眉間にあるホクロ

ところがこれは、ホクロではなく産毛の一種「白亳(びゃくごう)」と呼ばれるそうです。

近くに白毫寺ってお寺がありますが、何か関係あるんでしょうか?

この大仏様の産毛が飛んで落ちた所にお寺が出来たとかそういうのでしょうかねぇ?

この疑問の解明は又したいと思います。

しかし産毛だったとは・・・( ;∀;)

想像するとちょっと笑えますが、仏像を見ただけではわからない、

大仏あるあるですね。

東大寺は、奈良時代に聖武天皇が仏教の考えと、国を守るため743年に建立されました。

発願されてから約9年の歳月、延べ260万人の労力、現在価値に換算すると約4600億円巨額な費用をもって建築されたようです。

国家の一大プロジェクトですね。

結構いいように説明されていますが、

実際は権力争いや権力の誇示の為に建てられた部分もあるようで、

民衆からの反発も多かったようです。

税金で箱ものばかり作る現代とそう変わらないというか、

建築技術等の進歩は目覚ましいものがありますが、

あまり人間の行動自体は進歩していないようですね(´・ω・`)

蓮弁

大仏様の台座には28枚の蓮弁があります。

その1枚1枚にこんな模様が描かれています

 

虚空蔵菩薩坐像

江戸時代に作られた木造の虚空蔵菩薩坐像(重要文化財)

大仏様に向かって左側、

7mを超える巨像虚空蔵菩薩無限の知恵を持つとされ、

記憶力がアップする功徳があるそうです。

受験生はもちろん!ボケ始めたと思ったら拝んでおきましょう。

 

広目天立像

四天王の1人広目天です。

大魔神を思い出してしまうのは私だけか・・・?

横に長い階段がありましたが、何の為の物か???

屋根の修理用か?

大仏様の真裏にある東大寺ミニチュア模型もありました。

大仏様の裏側はたいらでした。

ここは湾曲して丸みをつけたほうが、私的にはよかったかも?

1567年の松永久秀の兵火後、大仏殿の諸仏再興の最後に残ったのが四天王像

広目天と多聞天は完成しましたが、持国天と増長天は頭部のみが残されたそうです。

なので、頭部のみ展示。

奈良で一番の観光スポットなので、四天王もちゃんと再建したらどうか?

と思いましたが、大仏殿はそう広くないのでスペース的に厳しいのかも・・・

 

大仏殿の穴くぐり

大仏殿一番人気のスポット。

ここはいつも行列が・・・

この日も修学旅行生の行列で、お決まりの校長先生か教頭先生が穴をくぐっていました。

この穴は大仏の鼻の穴と同じ大きさであり、

この穴をくぐると無病息災のご利益があるそうです。

しかし現代人にはやや小さめの穴なので、引っ張ってもらわないと中々抜け出ることができません。

やや体を斜めに傾けるのがコツだそうですが、

体格のいい人はやめたほうがいいかも?

※現在はコロナ禍で中止中です。

多聞天立像

多聞天は、単体で祀られるときは毘沙門と呼ばれるそうです。毘沙門天のほうが耳慣れた響きです。

天戦勝の神とされており、四天王の中でも多聞天は最強の守護神とされています。

そう言えば興福寺の豆まきでも登場してました。毘沙門天様

 

四天王像で広目天が西、多聞天は北、未完成の持国天が東、増長天が南とそれぞれ東西南北を守る神だそうです。

なので、東大寺は東と南がセキュリティー甘い(;^ω^)

配置はこの通りなのか?今度方位磁石で確認してみたいと思います。

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大仏殿の御朱印

大仏殿の御朱印は、大仏様の横のお土産売り場?で頂けます。

御朱印は「華厳」

「かげん」と読むのか?と思いましたが間違い!

「けごん」でした。そう言えば「華厳の滝」って有名なのがありましたよね。

奈良の寺院では、少し一般的でない宗派を見かけますが、ここ東大寺も「華厳宗」です。

南都六宗法相宗、三論宗、倶舎宗、成実宗、華厳宗、律宗)の一つで、一般的に言われる仏教の宗派とは意味が異なり、どれかの宗派に属するのではなく、僧侶として学ぶべき項目ごとに各宗を勉強して回るという事だそうです。

何となく解るような?解らないような???

大学で言うところの、早稲田の経済学部と中央大学の法学部とかいろいろ卒業するって事か?

 

東大寺 大仏殿 アクセス

どれもこれも迫力のある仏像でした。

観光に来られる方は急ぎ足であちこち見て回るようですが、

東大寺だけじっくり見て回るのもおすすめですよ。

仏像撮影禁止の所も多いですが、大仏殿は撮影オッケーの大盤振る舞いです。

ただし、三脚は禁止です。

こんな立派な大仏殿ですが、当時は巨額の費用を投入したが為に

飢餓などで民衆を苦しめる事にもなったそうです。

古代人に感謝の気持ちを持ってお参りしたいものですね。

所在地 奈良県奈良市雑司町406-1
電車 JR・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス
「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
近鉄奈良駅から徒歩約20分
駐車場 近隣有料駐車場数か所あり

 

二月堂

東大寺には大仏殿だけでなく、お水取りで有名な「二月堂」があります。

大仏殿から10分程で、眺めのいい所です。

とてもいい所なので、大仏殿に来たら二月堂も寄ってみてね 🙂

 

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