スポンサーリンク
[ad#ad-001]
むさし野
若草山入場口の真向かいにある古都の宿むさし野。
ここは、谷崎潤一郎、山岡鉄舟が奈良の常宿として利用した老舗旅館です。
この辺りはよく来る場所ですが、ここは利用したことがなかったので、瑠璃絵を見に行くのに1泊2日で訪れました。
旅行サイトで奈良県民限定ですが、クーポンがあり1万円分ゲットしたので、
クーポン利用でお得にお泊りしてきました。
奈良でもこの辺りはそんなに雪が降るわけでもありませんが、今年は大寒波の影響でこの日の予報も雪。
車で行くのを予定変更して電車で向かいました。雪景色の奈良公園も楽しみです。
むさし野 アクセス
最寄りのバス停は「春日大社前」です。
近鉄奈良駅から歩いて30分程なので歩ける距離ですが、坂道を歩くのもしんどいので、私はバスを利用しました。バス停からは歩いて5分程です。
バス停を降りると予報通りに雪が降ってきました。これは雪景色も期待できそう 🙂
お宿に到着したら、丁度結婚式のお開きの場面に遭遇!花嫁花婿さんが来賓をお見送りする準備をしているところでした。
脇にはご両親とみられる方とお坊さんが・・・
「ああ仏式なんだわ」と私が言うと、お宿の人が「東大寺で式を挙げられました」との説明してくれました。
ここなら東大寺も近いし春日大社も近いので、仏式でも神式でもどちらでも選べますね!
そういえば先日、春日大社でも白無垢のお嫁さんを見ました。
最近はチャペルが多いですが、こういう形の結婚式もいいですね~ 🙂
お部屋は極上のお部屋だった
女将さんらしき人がお部屋に案内してくれました。
「いいお部屋が空いてましたので」と二階のお部屋に案内されました。
お部屋に入ると「うわーっいいお部屋!」思わず口に出る程、ゆったりとした景色のいい、いいお部屋でした。
ラッキー 😯
ちょうど若草山が見え、12畳程の和室に手前4畳ほどあり、雪見障子からも景色が見えます。
むさし野には、本館西トイレ付き・本館バストイレ付き・鹿鳴山荘と3タイプに分かれているようで、鹿鳴山荘が半露天風呂付などのお部屋があり、一番高級なようです。
私の泊まったお部屋は、本館西トイレ付きの「明日成(あすなろ)」というお部屋です。
充分贅沢なお部屋です。
鹿鳴山荘には専用ラウンジがあるそうで、リージェンシークラブのようなものか?
次回はこちらに泊まりたいと思います。
前面道路は交通規制がある
女将さんからお部屋の説明などを聞いてから少し雑談。私がバスでここまで来るのに迷った話などをしました。
女将さんも他のお客さんからもよく聞くそうで、奈良の観光インフラの悪さの話で盛り上がりました。
女将さんによると、春日大社前からここの前の道路まで夕方5時までは通行許可がいるようで、車で来る場合は事前に申請しないといけないそうです。
なので車で来る人は事前にお宿に連絡したほうがよさそうです。
ウェルカム お抹茶
お部屋も暖かく、古い日本家屋の寒さは感じません。畳も新しいようでイグサのいい香りがしました。
加湿器もあり暖房でカラカラにならなくて済みそうです。
ポットと冷水があり、お部屋のお風呂はヒノキ風呂でした。
設備は十分で困る事はなさそうです。
ウェルカムお抹茶もおいしく、少しお酒の匂いがするお菓子も美味しかったです。
スポンサーリンク
[ad#ad-001]
お部屋で夕食
瑠璃絵に行くので、夕食の時間を6時に早めてもらいました。
瑠璃絵が9時終了と早いので、スケジュールが難しいです。
もう少し早めの夕食でもよかったわ。
それにしても早い店じまいの奈良のイベント 😥 もうちょっと何とかならんか~?
夕食はお部屋食です。
まず驚いたのは給仕して下さるスタッフの衣装です。袴姿です 😎
これはいい演出だと思いました。
それから最初のお料理にたんざくが乗っていました。小さな事ですが、「たんざくを外すとどうなってるんだろう?」と興味がわきます。
お料理ってこういう演出が大事だなあって改めて思いました。
食前酒はシソのシュワシュワしたあまりアルコールのきつくない飲み物でした。
たんざくを外しても期待を裏切らないお料理です。
仕事の細かいお料理と綺麗さに大満足です。しかしこの良さは外国人に解るのかな?
お吸い物
お刺身
炊き合わせ
1つ1つが丁寧に作られています。味も優しく、主張しすぎない上品なお味です。
メインディッシュは石狩鍋なのかかす汁の鍋なのか?
白みそのかす汁のようなお出しですが、とてもなめらかで、かす汁のようなザラザラ感がありません。
豆乳を使っているのかとてもまろやかなお味でした。
主人はかす汁が嫌いなんですが、「とても美味しい」と喜んで食べていました。
絶品です 🙂
給仕してくれたお兄さんもおっとりとした口調で、終始対応してくれて、なんか癒されました。
お料理の説明もよく、タイミングのいい配膳といい文句なしです。
しいていえばお品書きがなかった事くらいです。でもこれは、あえてのお品書きなしだったのかも?
次の料理は何だろう・・・と期待できますからね。
このままゆっくりしていたい気分でしたが、せっかく瑠璃絵を見に来たので、出かける事にしました。
出かける際、カイロと懐中電灯も持たせて頂きました。この辺もそつのない対応です。
戻ってきたのは、9時半頃です。瑠璃絵でお茶でもと思っていたのですが、これまた早い店じまいでお茶も飲まずに帰ってきました。
お宿にお願いしてコーヒーを頂きました。
少し一服したところで1階にある大浴場へ行きました。
お部屋はお布団がしいてあり、テーブルにはお手紙とテルテル坊主が・・・ 😯
大浴場
大浴場はそう大きくありません。洗い場5人程といった所です。
浴室も洗い場も綺麗でアメニティーも揃っていました。お花も生けてあり、こういうちょっとした気遣いもうれしいですね!
私一人でしたので、写真を撮らせてもらいました。
大浴場の他に家族風呂もあるようです。奈良は残念ながら温泉があまりありません。
たぶん掘れば温泉が出てくるのでしょうが、温泉の前に遺跡なんかが出てしまいます。
そういう理由からか?この辺りに温泉はあまり見かけた事がありません。
温泉があれば観光材料にはもっとプラスなのに残念ですね~
むさし野の朝食
朝食もお部屋食でゆったり頂けました。
こちらも品数、量も十分でお腹いっぱいになりました。奈良名物茶粥もおいしかったです。
私は茶粥はそんなに食べたことないのですが、ここのは白米ではなく麦?なのか小さい粒でいい香りのほうじ茶でした。
最近奈良でちょこちょこお泊りしていますが、なかなか!いい所があります。
大仏商売だうまいものなしだと言われている奈良ですが、
「頑張ってるな~」と思えるお宿のほうが多いですよ。お店やお宿より奈良市・奈良県がダメなんだと思います。
観光インフラはもうちょっと考えてもらわないとダメですね。
ここ「むさし野」はお料理、接客共にいう事なし!
私的には5つ星のお宿でした。また行きたいと思います。
古都の宿むさし野
客室 | 12部屋 |
所在地 | 〒630-8212 奈良市春日野町90番地 電話:(0742)22-2739 http://www.nara-musashino.com/ |
この後鹿寄せを見に行きました
スポンサーリンク
[ad#ad-001]