二月堂の見どころ
二月堂はたくさんの行燈が吊り下げられています。形や素材も様々です。
私はこの行燈を眺めるのが好きです 🙂
二月堂は聞いたことがあるけど、行った事がないという人にご紹介。
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二月堂の紹介ここまでは、前のページで
景色のいい二月堂
二月堂の南側の階段を上がりました。階段は緩やかな階段です。
階段を登りきった所から東大寺大仏殿を見下ろせます。
その奥は奈良の市街地で、もひとつ奥は、生駒山だと思います。
こちらも二月堂の裏側で古い額のようなものが並んでいます。奉納されたものか?
扉も雰囲気がありますね~
二月堂の燈籠
二月堂には燈籠がたくさんあります。これは、階段横にある燈籠です。
珍しいデザインです。
軒下には大きな燈籠がぽつぽつぶら下がってます。
そして寺院でよく見る燈籠です。これは二月堂正面に並んでいます。
燈籠は日が暮れると点灯されているので、これも又綺麗です。
絶対秘仏
お堂と言えば仏様、仏像ですね。二月堂のお堂には何があるのか
御本尊様は大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像です。
しかし、どちらも誰も見ることを許されない絶対秘仏だそうです。
「誰も見ることを許されない絶対秘仏」
布か何かでぐるぐる巻きにして保存しているのか?
誰も見ないと虫が食ったり、かびが生えたりでボロボロになっているのでは?
誰も見ないのに、何故十一面観音だと解ったのか?
しかも後に記載していますが、二月堂は火事で焼失しています。燃えなかったのか?
気になったのでちょこっと調べました。
絶対秘仏は、善光寺の阿弥陀三尊、浅草寺の聖観音と
この二月堂十一面観音の3つ位だそうです。
他の秘仏は、秘仏と言われても年に1回、または数年に一回御開扉があり、メンテナンスもされています。
この3つは文化庁の修理や調査、メンテナンスも報告されていないようです。
ほんまものの秘仏です。
虫食いやカビに関してですが、どうやら木造ではなく金銅仏ではないか?
とのことです。でもね、誰も見れない秘仏ですから解りません。
しかし二月堂の十一面観音に関していえば、
仏像のうしろにある光背の断片が残っているので、本体は無くなったのでは?
と言われているようです。まあ本当の事は謎ですがね~ 😎
とにかく、一般人が目に出来る仏像はありません。
でも多分、火事で燃えたでしょうね 🙂
清水の舞台と同じ懸造り
懸造りとは、かけづくりと読みます。
別名で「崖造(がけづくり)」とも云われる建築技法で日本独自の建築だそうです。
ここは崖ではありませんが、崖からせり出した様な造りになっています。
観音様がご本尊になっているお寺はこの「懸造り」と言われる造りが多いのですが、これは、観音様が崖にお出ましになるからだそうです。
二月堂は、清水の舞台ほど広くないですが、景色は絶品で混みあってないところもいいところです。
同じ奈良でも長谷寺の舞台は広いですよ 🙂
長谷寺の紹介はこちら
絶景ポイント
お堂より反対側の階段を見下ろしたところ。お水取りでは松明がこの階段を登ってきます。
お堂正面から北側の階段に続く通路です。
この奥に休憩所があるので疲れたら一休みできます。
沢山の人がここから景色を眺めたのか?ここは手形のようになってました。
ここが絶景ポイントです。いつ見ても絵になる風景です。
ここから夕陽を見るのも綺麗です。
休憩所
ここが休憩所です。
手洗い鉢が目印で奥へ進んだ所にあります。
たぶんトイレもあったと思います。
北側の階段
北側の階段を降ります。ここがお水取りのお松明の上がって来る階段です。
天井はすすで黒くなっています。
木製の階段なので、「よく燃えなかったなぁ~」と感心しながら見ていましたが、
火事になったことがあるそうです 🙄
二月堂は、2回の戦火には焼け残りましたが、寛文7年(1667年)、
お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物だそうです。
かなり「リスキー」な行事を毎年行っている二月堂はエライ
お水取りの様子はこちら↓↓↓
ここもすすの後が・・・
普段の二月堂は人が少な目です。素敵な景色をゆっくり眺められるので贅沢な気分になれます。
東大寺の大仏殿を見下ろせる絶景ポイントですので、是非足を運んでみてね!
二月堂のイベント
とっても景色のいい二月堂ですが、ここでは「お水取り」以外にもイベントも行われています。
1つは、節分の豆まきです。これもなかなか楽しいイベントです。
豆まきの様子はこちら↓↓↓
もう一つは盆踊りです。奈良ではたぶん一番最後に行われる盆踊りです。
盆踊りの紹介はこちら↓↓↓
帰りはこの道
階段を下りた所から大仏殿の裏に出る道へ続いています。
この道は土塀が綺麗で雰囲気のある道です。特に日没後がおすすめですが、又違った雰囲気があるので、ここを通ってみて下さい。
イチ押しなのが夜景
そしてなかなか観光では訪れないだろう、二月堂の夜景です。
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