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金魚すくい
誰でも一度は経験のある「金魚すくい」
縁日では定番の遊びです。
コロナ禍でお祭りや中止が増えた中でも「金魚すくい」が楽しめる専門店が奈良の大和郡山市にあります。
大和郡山市ってどんなとこ?
奈良県の大和郡山市は、奈良県北部、奈良市のお隣にあり、かつて豊臣秀吉の弟・秀長が居城した郡山城がある城下町です。
郡山城は桜でも有名で春の桜の季節には「お城まつり」が開催されます。
そしてもう一つ(と言うかこっちの方が有名)全国的に有名な金魚の産地です。
大和郡山の金魚の歴史は古く、江戸時代、甲府の柳澤吉里が、大和郡山に金魚を持ち込んだ事が始まりです。
金魚は当時、お金持ちや位の高い人の愛玩物でしたが、明治以後、庶民が飼い始め需要が増加しました。
明治維新後に職を失った藩士や農家が副業として金魚養殖を始める事となり、現在のように発展したそうです。
現在では年間約6,000万匹の生産量で、日本三大生産地の一つ、生産量では日本一です。
生産量では日本一になったのは、元々奈良盆地に農業用の溜池がたくさんあった事、日当たり が良く金魚の稚魚の餌となるミジンコが発生しやすい環境にあった事が理由のようです。
「郡山金魚卸売センター」では金魚のセリも行われていて、見学が可能なうえ参加費を払うことでセリに参加することもできます。
「金魚資料館」では、いろんな種類の金魚が無料で見学できます。
毎年4月上旬になると「金魚品評会」が金魚と深い縁のある柳澤神社で行われています。
まさに「金魚の町」ですね 😛
金魚の電話ボックスだけじゃない大和郡山・金魚すくい選手権・金魚資料館もある金魚づくしの町
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全国金魚すくい選手権大会
たかが「金魚すくい」されど「金魚すくい」 😎
そんな縁日の遊びではある「金魚すくい」にも全国大会があるんです。
毎年8月の第3日曜(日曜が5回ある年は第4日曜)に大和郡山市で開催されています。
ルールは至って簡単!
1人1枚のポイで3分間に何匹すくえるか?を競います。
しかし、やはり大会となると細かなルールも存在します。
・水を張った容器はポイを持った手で引き寄せる
・壁を使って金魚をすくってはいけない
などなど・・・
隅に金魚を追いやって、すくいがちな素人では、少し練習が必要かも知れませんね 🙂
種目は、個人戦(小中学生の部・一般の部)と団体戦(3人1組)があります。
しかも全国大会に出るには、各地で行われる「認定大会」で上位に入賞するか、奈良県民は前日に行われる奈良県予選を勝ち抜かないと出場出来ません。
意外とハードル高いのかも???
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こちくや
そんな「全国金魚すくい選手権」を目指す人や、ただ単に「金魚すくい」をしたい人に便利なお店があります。
年中無休でいつでも「金魚すくい」が出来るお店です。
今回は4歳の子連れで行ってきました。
アクセス 駐車場
電車だとJR・近鉄郡山駅のどちらからでも徒歩10分以内です。
私はマイカーで行ったので、京都銀行の真迎えのコインパーキングに停めました。
後から分かったんですが、「こちくや」の真迎えに駐車場があるそうです。
ただし、「こちくや」前面道路は中央に川があるので、道は1台やっと位の幅しかありません。
店内
「おみやげ処」と名前が付いている通り、店内には珍しい金魚グッズが揃ってます。
そして有名人であろうサイン色紙もずらりと並んでいました。
店内を奥に進むと受付があり、そこで「ポイ」を買って横にある「金魚すくい道場」へ行きます。
ポイの値段
最近の相場は知りませんが、「こちくや」では2枚150円でした。
なかなか良心的な値段ではないでしょうか。
小さな子供は道路寄りの1,2番の水槽を使います。
この水槽は、やや高さが低くなっていて、子供が使いやすい高さになっていました。
水槽は12個くらい並んでいましたが、奥は「有段者のみ」となっていました。
おみやげ処こちくやの基本情報
住所:奈良県大和郡山市紺屋町23-1
電話番号:0743-55-7770
営業時間:9:00~18:00
金魚すくい料金:1回150円
定休日:年中無休(正月のみ5日間休み)
アクセス:JR郡山駅から徒歩で約10分 近鉄大和郡山駅から徒歩で約6分
金魚の改札機
近くには、柳町商店街、別名「金魚ストリート」と呼ばれる道があります。
ちょうど、京都銀行の手前を交差する道です。
お土産屋さんがあったので、ここに立ち寄ると、以前見た事のある「金魚の改札機」がありました。
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