長谷寺
花の御寺で有名な、奈良の長谷寺です。その中でも有名な牡丹。
ゴールデンウィークに満開の「ぼたん祭り」を体験してきました。
「立てばシャクヤク座ればボタン歩く姿はユリの花」で有名な日本の美しさの象徴でもある牡丹の花です。
ホームページで開花状況をチェックして、見ごろのこの時期に訪れる事に・・・
開花情報は事前にホームページでチェックしましたが、牡丹の花はバサッと散るので満開の牡丹がはたして見れるのか???
改修工事完了の 仁王門
前回行った時は仁王門が改修工事中だったのですが、今回は綺麗にお目見えしていました。
丁度さつきも咲いていてまさに「花の御寺」にふさわしい、華やかな季節です。
この日は曇り空で、午後から雨の予報。そのせいかそんなに混んでいませんでした。
仁王門も綺麗にお目見え
牡丹祭り
今回のお目当ては「ぼたん祭り」150種7000株といえばすごい数です。
前回は花の少ない時期に来たので、今回はじっくりお花を見る事にしました。
入口すぐの案内所の所で「鉢植えぼたんプレゼント」と書かれているのを発見!
抽選で鉢植え牡丹が当たるらしいが、当たると、ここまで取りに来ないといけない様なので、今回は見送る事に・・・
登廊
長谷寺といえば、この登廊です。仁王門前で手を洗い、登廊へと進みます。
前回来た時にこの登廊の両脇にボタンの苗らしきものが沢山植わっていました。
今回は、登廊の両脇にたくさんの牡丹が咲いていました。
しかし私の想像では、花の絨毯だったのですが、そこまでつめつめに咲いている訳でもなく、少し期待外れでした 😥
鉢植えの牡丹が多く、前回見たあの苗は何だったんだろう?と疑問です。
ここは芍薬も咲くそうなので、あの苗は芍薬なのか?
芍薬は牡丹の後に咲くので、常にお花に覆われるように、そうしているのかな?
でも1つ1つ見てみると満開でゴージャスです。手入れが良く、花はどれも綺麗で美しいお花でした。
これだけ植木の手入れをしているお寺も珍しいんではないかな??
宗宝蔵(しゅうほうぞう)
登廊を入ってすぐ右手に宗宝蔵があります。
ここは春と秋に御開扉していて、長谷寺に伝わる国宝・重要文化財などが展示してありました。
ここにも沢山の牡丹が植えられていました。
なんだかんだ言っても、登廊の両脇には満開の牡丹です。
人もそんなに混んでなかったので、ゆっくり撮影できました。
登廊途中にある蔵王堂
登廊途中には少し一服できるスペースがあり、ここにも手洗いがありました。
蔵王堂というのがあり、吉野の蔵王権現を祀るお堂です。
吉野山から虹が架かり、その上を三体の蔵王権現が歩いて長谷寺にやってきたといわれているそうです。ふ~ん
何じゃこれ?この鉄の塊は???
「蔵王三鈷」という蔵王権現が右手に持つ法典だそうです。
蔵王権現って人?はさっき話した、虹を渡ってやって来た人です。
う~ん メルヘン 😎
詳しい事は知らんけど吉野の金峯山寺に祀られています。
「金峯山寺」と書いて「こんぶざんじ」かと思ったら「きんぷせんじ」でした。
金峯山寺は吉野に行った時に前を通りましたが時間がなくて寄りませんでした。
又次回訪れた時に詳しい事を調べたいと思います。
本堂
いつ来ても、眺めのいい本堂です。そう混んでなく、この景色を独り占めできるってのが、贅沢ですね~
大観音特別拝観
この日もご本尊大観音特別拝観がありました。
私たちは前回拝観したので、今回はお顔だけ拝ませて頂きました。
ご本尊は本堂からお顔だけ拝見できますが、特別拝観の時は近くで足元から全身を拝見できます。かなり大きいので迫力ありますよ。
見てない人は是非見てきてね 🙂
特別拝観の様子はこちら
特別拝観を体験して印象的だったのが、お香の香り・・・
お香好きでもありませんが、いい香りには癒されますね~
↑↑↑ ここのアロマの香りも大好きです。
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
ここにもおられました。賓頭盧尊者様。
なで仏と呼ばれて悪い所をなでると良くなると言われる仏様です。悪い所がいっぱいなので、すりすりさせて頂きました。
東大寺大仏殿の賓頭盧尊者様は、ミイラみたいで怖いですが、こちらの賓頭盧尊者様は大丈夫!怖くありません。
画像右端の赤い人?です。
東大寺の賓頭盧尊者様はこちら
奥の院
前回は本堂を出て五重塔に行き、近道で降りたので、今回は陀羅尼堂のある奥の院を廻り、本坊に行って帰る事にしました。
五重塔を過ぎると納骨堂がありそこからはお墓が多数ありました。
奥の院には、ここの住職などのお墓があり、豊臣秀長公の供養塔もありました。
本堂からすごく遠いのかな?と思って前回は近道で降りましたが、そう距離はなく下りなので、近道せずに周ってみて下さい。
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本坊
前回はこちらを回らなかったので、今回は本坊初体験です。
ここには大講堂・書院などがあり、徳川将軍の寄進で建立されたそうです。
明治に炎上、現在の大講堂は大正13年に再建されたもので、総檜造りの重要文化財です。
ここの門前にも沢山の牡丹があり、私の来た日ではここの牡丹が一番綺麗でした。
本坊門前には「あかい」という井戸があり、儀式に使われる神聖な井戸のようです。
東大寺二月堂前にも同じような名前の井戸があり、お水取りの儀式に使われてます。
門をくぐると、ここにも牡丹がたくさん咲いていました。
天皇陛下や皇族の植えられた松も並んで植わっていました。
インスタ映え
ボタンばかり撮影していた私を、パパが「ここすごいよ」と言って呼び寄せました。
大講堂を見てびっくり!
廊下の突き当りに赤い紅葉が!まるで絵画のように見えます。すごい芸術品です。
たぶんノムラモミジではないかと?春夏でも紅葉したように赤い紅葉です。
秋に緑に変わるもみじもあるのでどちらかわかりませんが。
しかし洒落てます。感心してぼーっと眺めてしまいました。長谷寺に来たらここは見ないと損です。
中には上がれないので、望遠で撮影したら、こんな感じ
今回も見どころいっぱいの長谷寺でした。
奈良にはたくさんのお寺がありますが、年中お花が咲いて、古くから女性に人気の長谷寺です。
少しアクセスは悪いですが、足を延ばしても損のないお寺だと思います。
長谷寺でランチやお土産は?
この辺りは三輪そうめんが有名で、参道沿いにたくさんランチの出来るところがあります。
私のおすすめは柿の葉寿司とにゅう麺です。又草餅も沢山売っています。
この辺りの名産品ですので 🙂
草餅っていうのは、よもぎ餅の中にあんこが入ってるお団子です。
フライパンなんかで焼いて食べても美味しいです。結構ボリューミーです。
柿の葉寿司は「とらせ」がオススメです。
柿の葉寿司は奈良の名産品ですが、よく売ってる柿の葉寿司とは少し製法が違うので、食べ比べてみてね!
奥吉野とらせで柿の葉寿司
お花の綺麗な長谷寺は、明るく華やかなお寺なので、女性ならたいていの人が好きなお寺だと思います。
一番有名なのが牡丹ですが、紅葉や紫陽花など季節ごとに楽しめます。
長谷寺紅葉の時期はこちら↓↓↓
長谷寺 アクセス 入山時間
入山時間 | 8:30~17:00(4月~9月) 9:00~17:00(10月~11月、3月) 9:00~16:30(12月~2月) ※牡丹まつり期間等時間延長あり |
所在地 | 633ー0112 奈良県桜井市初瀬731-1 TEL 0744-47-7001 http://www.hasedera.or.jp/ |
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