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奈良公園
奈良公園といえば「鹿」
奈良公園に鹿がいっぱいるのが当たり前ですが、これって野生の鹿です。
野生の鹿は人間を見ると普通は逃げます。なので、これって結構異様な光景なんです。
当然日本国内でも珍しい現象ですが、世界的に見てもかなり珍しい状態です。
外国人観光客が多いのも納得です。
関西の人はそうでもないですが、他から旅行に来た人は、やっぱり喜んでますね。
意外と大人もはしゃいでいます。大人がはしゃいでると言うか子供は怖がってる場合も多いですが 🙂
鹿のイベント
ただ歩いているだけの鹿もかわいいですが、鹿の別の姿もなかなかおもしろい 😯
奈良には盛りだくさんのイベントがありますが、今回は鹿のイベントを3つ紹介します。
※コロナ禍で、イベントは急遽中止になる場合もありますので、日程は事前にチェックしてください。
鹿の角きり
鹿の角切りは、誰もが聞いたことのある有名なイベントですよね。
「鹿の角きり」のタイトル通り、鹿を捕まえて角を切ってます。
「鹿の角きり」は、江戸時代に始まった古都の秋を彩る勇壮な行事です。
角のある鹿が人に危害を与えたり、お互いに突きあって死傷したりする事故の防止、また奈良の文化財の保護ということもあって、
1671年に当時鹿の管理者であった興福寺が、奈良奉行の立会いのもとで始めたと伝えられているようです。
当初は、町民が家の格子ごしから観賞できる位、民家に近い町のなかで行われていたのですが、昭和3年から、ここ「鹿苑」で行われるようになりました。
鹿の角切り シャッターチャンス
勢子(せこ)といわれる人たちが、鹿を角きり場に追い込み烏帽子・直垂姿の神官によって、その角は切り落とされます。
勢子さんが十字と呼ばれる捕獲具(竹を十字に組みロープを木の端に巻きつけたもの)で鹿の角目指して投げつけ捕獲します。
以前はロープは使わずに素手で角を捕獲していたそうですが・・・
捕まえられた鹿は神宮によって角を切り落とされます。
ここからが一番のシャッターチャンス!!
いちにのさんで、勢子さん手を離すと、ビュンっと勢いよく飛ぶ鹿の写真が撮れるそうです。
鹿の角は年齢により変わり最高で三又四先(枝が四本)で8歳から12歳頃が最も大きいとされています。
結構迫力がありおもしろいですよ!スペインの闘牛の平和バージョンってとこでしょうか!?こちらは角を切るだけなんで 🙂
鹿と人との共存の歴史の中で生れた、奈良の伝統行事です。
鹿の角切り日程・チケットは
鹿の角切りは秋に行われますが、日程はだいたい同じ時期です。10月初旬の土日月の3日間です。
角きりチケットは、当日券のみの販売で、鹿苑前のチケット販売所にて販売しています。
人気のイベントなので、日曜日などは少し並ばないといけません。
画像の日程は過去のものです。
日時 | 2019年10月12日(土)・13日(日)・14日(月祝) |
時間 | 12:00~15:00(最終入場14:30) |
観覧料 | おとな1000円、こども(小学生)500円 |
場所 | 春日大社境内「鹿苑」 |
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奈良の鹿の保護施設
鹿の角切りが行われる鹿苑は、鹿の保護施設です。傷ついた鹿や妊娠中の鹿などをここで保護しています。
農家の畑をあらしたりする不良鹿も保護されるようです。
鹿の事が詳しく分かる資料展示室もあります。
場所は、春日大社参道の一の鳥居と二の鳥居の間、南側にあります。
奈良の鹿愛護会が、24時間体制で鹿の救助・救出をおこなっています。
お願い
もし鹿の交通事故や、ケガをした鹿、様子のおかしい鹿を見かけられた際には、
連絡先に0742-22-2388(8時30分~17時15分)夜間は奈良警察署:0742-20-0110までお願いします。
出典:奈良の鹿愛護会公式ページ
見学時間 | 10:00~16:00 |
休苑日 | 月曜日、角きり行事開催日、年末年始 |
入場 | 無料 ただし、鹿苑に保護している鹿たちのエサ代として、 100円程度の協力金が必要 |
鹿寄せ
私が一番お気に入りなのが、このイベント「鹿寄せ」です。
イベントといっても不定期に開催されていて、時間もほんの30分程・・・
なので、知らない人も多いと思いますが、おもしろいイベントです 🙂
ホルンの音色で集まる鹿たち
てんこ盛りのシカをご覧になりたい方はこれ!ナチュラルホルンの音色で鹿を呼び寄せる、奈良の風物詩。
今から120年程前の1892年、鹿園竣工奉告祭でラッパを使って行われたのが始まりだそうです。
ホルンの音色に何故呼び寄せられるか・・・?
それは集まってきた鹿たちには、ごほうびの「どんぐり」がもらえるからです。
日程はこちらでチェックしてね
奈良の鹿愛護会公式ページ:http://naradeer.com/
時間 | 10時~(15分程度・雨天決行・荒天中止) |
料金 | 無料(予約不要) |
場所 | 春日大社内飛火野(奈良公園)JR・近鉄奈良駅から市内循環バス 「春日大社表参道」下車徒歩すぐ |
鹿寄せを見てきた
冬にも鹿寄せが行われていたので、早速見てきました。
その様子はこちら↓
鹿寄せは秋には行われないのか?聞いてみました。
どうやら秋は山のどんぐりなどが豊富に有る為、あまり鹿が集まらないようです。なるほど~(#^^#)
鹿寄せは定期的に開催されているようです。とってもかわいいので又見に行って下さい。
鹿寄せと春日大社を回る1日観光プランはこちら
春日大社メインの 日帰り奈良観光 鹿寄せ 菊水楼ランチ 抹茶に善哉 奈良らしい1日を過ごすプラン
続きを見る
鹿の赤ちゃん
鹿でなくても赤ちゃんはかわいいですね。
奈良公園ではバンビを見かけますが、さわりに行ってはだめですよ
お母さん鹿にキックされます。
かわいい!赤ちゃん鹿の公開は6月
奈良公園にはメス鹿が約700頭生息し、毎年5月中旬から7月頃までベビーラッシュを迎えます。
人と鹿とのトラブル防止策として、毎年4月から妊娠しているお母さん鹿を、赤ちゃん鹿がお母さん鹿と一緒に行動でき公園デビューするまで、7月中旬までの期間中「鹿苑」に保護しています(約200頭)。
この期間に特別イベント「子鹿公開」を開催し、かわいい子鹿を公開しているそうです。
赤ちゃんの鹿に触ってしまうと人間の匂いがついてお母さんがミルクをあげなくなる場合があるそうなので、公園などで保護されていない鹿など見かけてもそっと見守ってあげて下さい。
画像:奈良の鹿愛護会公式ページより引用
夜・鹿はどこへ?気になった方はこちら
奈良の鹿【頭数調査】は毎年同じ日に!夜は何処へ?発情期に鹿に注意!鹿の生態を知って楽しく観光
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公開期間 | 平成29年6月1日(木)~6月30日(金) |
公開時間 | 午前11時~午後2時 ※但し、入場午後1時30分まで |
料金 | 一般 300円、 高校生以下 無料 |
場所 | 春日大社境内「鹿苑」 JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「春日大社表参道」下車徒歩約7分 |
奈良の鹿愛護会
これらの鹿のイベントの管理や鹿の保護を行っているのが「奈良の鹿愛護会です」
こちらでは、奈良の鹿を支援できる年次会員があります。
年次会員の特典
- 赤ちゃん鹿の公開・入場無料(同伴1名様まで)
- 鹿の角切り・入場無料(同伴1名様まで)
- 対象施設割引(大仏殿・奈良県立美術館・興福寺国宝館他)
上記だけでも元が取れそうですが、抽選で鹿の角が当たるそうです 😎
奈良公園の鹿を応援したい人は是非入会してください。入会は公式ページからネットでも入会できます。
期間 | 4月~翌3月の1年 |
会費 | 個人・賛助会員3000円・正会員5000円 法人・賛助会員5000円・正会員10000円 |
問合せ | http://naradeer.com/ |
鹿せんべい飛ばし大会
番外編ですが、こんなイベントもありました。
若草山焼き 体験 ブログ 鹿せんべい飛ばし大会 も体験 ランチ は ミシュラン の「ラ・テラス」で
続きを見る
奈良の鹿のイベントは、どれもゆる~い感じのイベントですが、なかなか楽しめます。
行った事がない人は、たぶんわざわざ行こう!とは思わないかもしれませんが・・・
大丈夫 🙂 大人も子供も楽しめます
新たな発見!奈良公園の鹿のDNA鑑定の結果・・・
居そうで居ない!野生だけど、人に懐いている鹿。
奈良公園ならではの風景です。
最近、奈良公園の鹿のDNA鑑定が行われたそうで、その研究結果が発表されました。
はたしてその結果は?
奈良公園の鹿はやっぱり特別だった!DNA鑑定で分かった事
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