穴場のパワースポット【仏隆寺】千年桜・秋は彼岸花!奈良県最大・最古の桜

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国道369号線から少し山手に入った所、宇陀市の室生にひっそりと建つお寺が仏隆寺です

この辺りでは室生寺が有名ですが、ここ仏隆寺は、室生寺の南門として空海の高弟・堅恵が創建したと言われています。それ以前に奈良の興福寺の修円が創建したとも言われている歴史の深いお寺です。ご本尊は聖徳太子作といわれる「十一面観音立像」です。

ここで一番有名なのが、「千年桜」と呼ばれている、樹齢900年といわれる県下最古の桜です(県指定の天然記念物)

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佛隆寺の参道の石段に勢いよ く枝をはった桜の巨樹は、品種がヤマザクラとエドヒガンザクラの雑種である「モチヅキザクラ(望月桜)」の一種とわかり、学術上でも貴重な桜の木です。根元から2m程のところで11本の枝に分岐しており、大きくその枝葉を伸ばしています。画像で人物と写っていますが、比べるとその巨大さがお解りになるかと思います。言うまでもなく、桜の時期は素晴らしく圧巻の桜に魅了されます。毎年4月第3日曜日は千年桜の花見会が開催され、ライトアップされた見事な桜も楽しめます。

今回は桜と並んで素晴らしい、彼岸花の時期に訪れました。大和三名段のひとつとなっている197段の石段の両側に咲き乱れる彼岸花が美しいと評判です。しかし先日気になる記事を拝見しました。「この評判の彼岸花が咲かなくなった」最近の気候の変動が影響しているのか?気になったので訪れてみることに・・・

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仏隆寺の彼岸花は咲いていたのか?

国道から脇道に入るのに仏隆寺の看板が見えます。脇道がやや細い道なので、うっかりすると見過ごしてしまいそうになります。角には農産物直売所のようなものがありました。仏隆寺の看板と共に、彼岸花ののぼりも建っていたので、ちょっと安心しました。

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脇道に入ってから少し山を登っていくと駐車場があります。歩いてだと、最寄りのバス停から坂を30分程歩くことになります。気候のいい時はハイキングがてらに風景を楽しみながら歩くのもいいですね(^^♪ 足の悪い方は車をおススメしますが( ;∀;)
駐車場には田舎お得意の無人農産物販売所がありました。所定の入れ物にお金を入れて、新鮮な野菜やお茶などが安く買えます。私は早速お茶を購入しました(^_-)-☆

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車を置いてすぐの所に大和三名段のひとつと言われる石段が見えます。その手前にお地蔵さまが・・・手を合わせて仏隆寺に向かおうと思ったら、そこに張り紙が( ゚Д゚)
「彼岸花が荒らされて数が少なくなりました。寄付でだいぶ戻ったけど元通りとまでには回復していません。出来れば寄付をお願いします」と書かれていました。やはり被害に遭っていたようです。

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仏隆寺は10万本の彼岸花が毎年広い境内を真っ赤に埋め尽くします。寺と近隣の住民が丹精込めて70年以上も守り続けた彼岸花ですが、2014年シカとイノシシにやられ全滅したようです。彼岸花は毒があり、通常動物が食べないらしいですがここ数年仏隆寺だけでなく、全国でシカやイノシシによる被害が報告されています。彼岸花だけでなく水仙などの毒を持つ植物にも同様の被害が出ているそうです。何か人類に対しての警告なのかも知れません( ゚Д゚)
残念ながら彼岸花が真っ赤に埋め尽くすまでには、回復していませんが、彼岸花はあちこちに咲いていました。早く回復する事を願っています。

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奈良にはおいしいお茶がたくさんあります。仏隆寺は大和茶発祥の地でもあり、空海が唐から持ち帰った最古のお茶を栽培したといわれています。又樹齢約450年の梨の木の原木もありました。ここでも歴史のあるお寺だと伺えます。

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本当にパワースポットなのか?

私は以前、奈良の人にここ仏隆寺はパワースポットだと聞いた事があります。その当時は仏隆寺の事も知らなかったので、ふーんって位にしか思っていなかったんですが・・・奈良には他にも有名なパワースポット大神神社などがあるので、どちらかというとそっちに目が向きがちです。どちらかと言うと地味なこじんまりしたお寺です。本当にパワーがあるのか?

千年桜以外にも、境内には巨木が見られた。

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有名なパワースポット大神神社のご神体は山であり仏像ではありません。他にもパワースポットと呼ばれる場所は、滝であったり自然のパワーがみなぎる所が多いです。ここは、巨木が多い( ゚Д゚) なかなかここまで大きく育つことがない。この近くの伊勢街道沿いにも「高井の千本杉」という樹齢600年の巨木があります。そういう意味では間違いなく大地にパワーのある場所だと思います。

境内では平安時代の宝形造りの石室がある

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境内を奥に進むと何やら古そうな石で積まれたモンゴルのパオのような建物が・・西暦859年「入定石室」と書かれた古い立札が立っています。入定ということは・・・即身仏wwwww( ゚Д゚) かがまなければ、入れない小さな入口を恐る恐る入ってみると古い墓がありました。ここ仏隆寺の創建者である、空海の高弟・堅恵の墓で、入定に関しての詳しい説明は見つかりませんでしたが、飢饉や天災などを鎮めるため、身を投じてお祈りされたのであろうと思います。日々冷蔵庫でカビを培養している私には、耳の痛い話で、大地の恵みである食べ物は大事にしないといけないな~としみじみ反省しました(-_-;)

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参道の石段横にある、元徳2年(1330)の十三重の塔は、もう一人の創建者、修円の墓と伝えられています。本堂の東隣に「白岩神社」があります。東隣といっても、同じ敷地で繋がっていて、元々仏隆寺の鎮守で龍神を祀っていた神社です。明治の初めの神仏分離政策によって今は独立して須勢理比売命(すせりひめのみこと)を祀っているそうです。仏隆寺には空海が唐から持ち帰ったとされる茶臼がありますが、この茶臼に描かれているのが麒麟だそうです。この茶臼にはちょっとした伝説があるそうです。
・・・とあるお殿様がお茶会を開く際に仏隆寺から茶臼を借りたが、返さなかった。すると夜な夜な獣が現れて、暴れた。この獣が茶臼に描かれた麒麟だったらしく寺を恋しがり暴れていたとの事。その後お殿様が怖くなって投げつけた茶臼の破損した部分を金で補修して寺に返した・・・そんな伝説があるので「金の茶臼」と呼ばれているそうです。

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麒麟と龍神の違いが今いちわからない私ですが、伝説の神の使いとご縁のあるお寺ようです。

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ここ室生はカルデラの盆地で、室生寺を中心に東の長楽寺、西の弥勒寺、南の仏隆寺、北の常勒寺、「室生の四大門」と呼ばれる寺があります。山間の細い道で室生寺に通じていたと言われています。やはり風水などでよく言われる、龍脈という強い気の通り道なのか???

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巨木が育つ土壌のパワーがある。龍もしくは麒麟などの伝説の神の使いと関わりがあり、又室生寺を中心として気のパワーがある。高僧が修行の地として選んだ。歴史がかなり古い。アクセスが悪く、簡単に行けない立地である。
このような理由でここは間違いなくパワースポットだと思いました。ありがたい御朱印も頂きました。

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この後ここから30分程の曽爾高原で1泊しました。

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曽爾高原民宿2・7の様子はこちら

曽爾高原お亀の湯の様子はこちら

【仏隆寺 アクセス】

〒633-0213 奈良県宇陀市榛原赤埴1684
近鉄榛原駅→奈良交通バス高井下車徒歩約30分
駐車場有り、無料 約10台

 

投稿者:

mio333

奈良市在住ですが、奈良に住んでまだ数年です。いろいろ知りたい事、行きたい場所がいっぱいあります。実際に体験した事を中心にブログにしています。

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