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室生龍穴神社
室生寺に紅葉を見に行く途中、謎の縦列駐車を発見 😯 田舎道の道路わきに結構な台数の路上駐車を見かけました。
何だろ?
と思いましたが、この日はそのまま通り過ぎて「室生寺」に行きました。
しかし、気になったので帰宅してからネットで検索すると・・・
どうやら、有名なパワースポットらしい。
後で友人に聞いたら、「天岩戸」もそこにあるらしい。そこで今回リベンジです。
アクセス
車で
室生寺手前にある、結構距離のある長いめのトンネル「室生トンネル」を抜けるとすぐにあります。
平日でも数台、路上駐車があるので、すぐに分ります。
室生寺に行くには、2ルートありますが、「室生トンネル」を通らないルートだと室生寺を超えて道なりに少し進んだ所あります。
電車で
近鉄 室生口大野駅より、バス「室生寺前」下車 徒歩15分
「奈良交通の2Day -Passは室生龍神神社バス停迄有効」って口コミがあったので、真向かえにあるバス停まで来れるようですね。
奈良交通の2Day -Passとは乗り放題の切符なので、電車の場合これを買っておくとお得です。
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駐車場
駐車場は口コミにもよく書かれていますが、ありません。
前面道路の余裕のある場所に路上駐車です。台数としては、何とか10台停められるかどうか?ってところです。
真向かいに、広い駐車場のような場所がありますが、ここはバス停で観光バスは停められるようです。
こんな辺鄙な場所ですが、最近は人気なので観光バスのツアーもあるそうです。
室生寺周辺には駐車場が数件あります。
室生龍穴神社に近い方の駐車場なら、ここから徒歩でも10分程です。
道もなだらかで舗装道路なので、混みあうときはそのあたりの駐車場に停めて歩くしかないですね。
さかや駐車場が一番近いです。ここなら室生寺にも歩いて5分かかりません。
室生寺 奈良 駐車場はどこが近い?アクセス 所要時間 混雑していたか?
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室生龍穴神社 本殿
室生龍穴神社は室生寺より歴史が古く、神仏分離政策で現在のように分かれています。
お寺は聖徳太子の仏教伝来以降なので、大体が、神社のあった所にお寺が出来たパターンが多いですね。
御神体は奥宮の龍が住むとされる「吉祥龍穴」で少し離れた所にあります。
室生龍穴神社は
雨ごいの神として知られる「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀る1000年以上前の古社で、
平安時代には既に朝廷の崇敬も厚く雨乞い儀式が行われていた。
そして現在でも雨乞い行事が行われている。
杉の大木
まずは、入口にそびえ立つ杉の大木が2本。見上げるとかなりの高さで迫力あります。
樹齢約600年程だそうです。
社務所
入ってすぐ右手に社務所がありました。この日は平日で、社務所は開いていませんでした。
毎月15日と土日祝しか社務所は開いていないようです。
拝殿
案内図がかなりアバウトすぎで、よく解らない!この正面に見えるのが本殿なのか?
本殿は春日大社の若宮の移築だと聞いていたけど、赤くないのね。春日大社は朱色のお社ってイメージなのでね。
とりあえず、お参りして、恐る恐る横に周ってみると・・・
あれっ、奥にも何かある
ロープも立ち入り禁止の看板も無いので、これ又そお~っと近づいてみると、朱色のお社がありました。
私はスピリチャル的な人間では無いですが、恐る恐るそお~っと近づきたくなる所に神様が居るように思いますね
口コミやブログYouTubeなんかでも、鳥居をくぐった瞬間空気が変わったとか厳粛な雰囲気だとか言ってる人が多いですが、私はわかりませんでした。
ただ拝殿に来ると、引き込まれるように奥を覗いてみたくなった
拝殿は、1694年桂昌院の援助を受け、室生寺の伽藍修復の際に般若堂を移建したもので、「入母屋造こけら葺」の建物です。
桂昌院って聞いた事あるけど誰やったっけ?
調べたら、3代将軍の徳川家光の側室で、徳川綱吉の母でした。お犬様のお母さんか
本殿
本殿は柵があり奥まで行けませんが、そう大きなお社でもありません。
春日若宮社の社殿が300年程前に譲渡されたって言うのが納得のお社でした。
連理の杉
こちらは、鳥居をくぐってすぐ右手にある、大きな杉の大木です。
境内には、他にもたくさん杉の大木がありましたが、こちらは二股の杉です。
夫婦円満、家庭円満などをお願いするといいようです。
トイレ
境内はこじんまり、どちらかというと狭い境内です。
滞在時間は10分程でしょうか?路上駐車もしているので、短時間で済ませたいところです。
しかし季節は11月、この辺りの気温が低い事もありトイレに行きたくなりました。
ここには無いやろなぁ~?と思いましたが、ありました。
鳥居のすぐ横です。参拝客も増えたので作ったんだろうな?と思える新しいトイレでした。
女性用は2つしかなく、空いてる方は和式でした。
この後、奥宮に行く予定なので、ここで済ませておくのがいいです。奥宮には無かったと思います。
御朱印
社務所が毎日開いてないので、御朱印は何処で頂けるのだろうか???
どうやら室生寺で頂けるようで・・・
御朱印は車で数分の室生寺の納経所で拝受できますが、納経所へ行くには駐車場代と室生寺の入山料が必要だそうです。
この日は御朱印帖を持ってくるの忘れたんですが、入山料も必要みたいなので、ライトアップでも見に来たついでに頂こうか?
そんな、まとめたらあかんか?
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奥宮「吉祥龍穴」
またまた、アバウトな案内板に悩まされます。
奥宮「吉祥龍穴」はまだこの奥という事は分るけど、どのくらい先なのか?
口コミをサラッと見たところ車で5分とか書いてあります。
車で5分って事は、歩くとそこそこあるよね。駐車場はあるのか?
ここで路上駐車って事は同じく路上駐車なんやろう。
とりあえず、車で先に進みます。で、ありました。看板が・・・
予想通り駐車場らしきものは見当たらず、脇道に入った所が少し広くなっているので、とりあえずここに車を停めました。
私以外停めてる人はいませんでした。
看板にはここから800Mの文字、1キロ無いんなら歩けるよね。山道やけど・・・
脇道は山の上に向かってアスファルトの道が続いてます。
たぶんもっと近くまで行けそうだけど、上に駐車場があるとも分からないし、この奈良の山奥はとんでもない酷道に出会う事も多いです。ここは、固くここに駐車して上まで歩くか~
歩き始めて数分、まあまあキツイ上り坂にすでに後悔し始めます。
やっぱり車出来たらよかったよなぁ~
そんな事を思いながら、登っていくと私の横を車がすうっと横切りました。そして又一台。そして今度は上から車が降りてきました。
やっぱり車で行けるんや。今から降りて車で行き直そうか?
でもふと見ると、道路状況はあまり良くない、ガタガタです。私の車は車高が低めなので、底擦ったら嫌やしな~
いつもの事ながら、坂道がしんどいので、行こうか戻ろうか?ぐずぐず考えながら歩きました。
この日は寒かった(多分10度ほど)ので、登りましたが夏ならめげてたかも?
天岩戸
天岩戸は日本神話に出てくるお話で、天照大御神が天岩戸に隠れたから、太陽が当たらない暗い世の中になって疫病が流行り、作物が取れずに困ったといったような話でしたよね。私も子供の頃読みました。
しかし私のイメージでは、伊勢かどっかにあったような?奈良ではないような気がします。
調べてみると、天岩戸は、全国あちこちにあるようですが、宮崎県高千穂町の天岩戸神社と、志摩市の天の岩戸(惠利原の水穴)が有名の様です。
ここが天岩戸です。
私のイメージでは石の扉があって、その扉をガラガラとスライドして天照大神が出てくるイメージです。
ここは巨石が割れているが、隠れる程のスペースは無さそうです。
しかしここには、巨石の壁みたいなものが多くありました。
ここだけでなく、室生近辺には巨石をよく見かけます。
「室生火山岩群」」と呼ばれ、1500万年前頃に日本列島で活発に活動していた火山の噴出物だそうです。
日本で噴火している火山 とか今後噴火の可能性のある火山は、約200万年前以降、日本列島を縦断して形成された火山帯の上にあるそうですが、室生火山はこれらの位置からは ずれて位置にあるそうで、噴火元の火山も近畿にはありません。
この辺もミステリーでスピリチュアルな地域なのかも?
奥に小さなお社がありました。
手前には車二台分程度のスペースがありましたが、駐車していいのかどうかは不明です。
吉祥龍穴
天岩戸を超えた辺りから少々空気感が変わったような感じがします。
坂が、ややなだらかになったせいかもしれません。
丁度、上から降りて来る人に会ったので、「吉祥龍穴までまだ遠いですか?」と聞いてみました。
「もう少しですよ」その答えに気を良くしたのもあると思いますが、ここからさわやかな気持ちで登れました。
それから、あんなに後悔していたのに、歩いて来てよかったわぁ~と何故かそう思いました。
吉祥龍穴の看板がある所は少し開けていて3台ほどですが、車が停められそうです。
台数が少ないので、空いていればここにまで来れば楽ですね。
看板から下を見ると、長い下り階段が・・・下り階段って事は帰りは登りになるよね、あたりまえに
いつもなら「げっ参ったわ~」と思うところですが、不思議とあまり苦になりませんでしたね。
階段は100段程度という口コミ見たような記憶がありますが、明確な段数は知りません。
しかしそこそこ長い階段でした。
階段を降り切った所に小さな滝が見えます。
決して広い場所ではないのですが、この景色、すがすがしい心地よい景色です。
家の庭がこんなんだったら癒されるのになぁ
降り切った所のスペースは大人数人が立てる程度の狭いスペースです。
そこに小さな参拝場所がありました。
靴を脱いで上がります。横にスリッパがおいてあります。
ここが、龍神様が住むという穴「龍穴」です。
この時は紅葉シーズンなので落ち葉がいっぱいでしたが、他の季節なら水がもっと清らかに感じられたんではないかと思います。
私が参拝に来た時は、他に年配のご夫婦らしき人が居ました。私が先に参拝所から上に上がったのですが、上がった所で笛の音が聞こえてきました。
「も~りもいやが~る ぼんからさき~にゃ~」聞いた事がある音楽。
何て題名やったか?そうそう「五木の子守歌」やったか?
奉納のつもりで笛を吹いているのかな?
時々、音程が外れてやり直しているのが、笑えました。決してスピリチュアルな笛の音ではありませんでしたよ 🙂
パワースポット
パワースポットは相変わらず人気があります。
ここ室生龍穴神社も「桜井識子」という人がパワースポットだと言ったとか・・・・・・
この人の肩書は「神仏研究家」いわゆるスピリチャルカウンセラーとかいうのと一緒なんだろうなぁ
有名人がそう言った事で、こんな田舎でも人が集まる事になりました。
もう一つ奈良のパワースポットで有名なのは、大神神社です。
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本当のところパワースポットなのかどうか?私のような凡人には分りませんが、信じる者は救われる!
ここの前の川「室生川」では6月下旬ホタルが見られます。
水の綺麗な自然豊かな場所です。
関西からでもなかな行きにくい場所なので、近くの室生寺も是非参拝してください。
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