ショボい祭りだとか、ニセねぶた祭りだとか、SNSで散々な言われ方をしている大立山まつりです。
かえって興味が湧いて来たので、この目で確かめようと思い、行って来ました。
前日山焼きで奈良公園にお泊りしたので、その帰りにランチがてらに寄ってみました。
はたして噂通りのお祭りだったのか???
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大立山まつりを体験
この日は3日間あるまつりの最終日です。お天気はあいにくの曇り空で、雪もチラホラ舞っていました。天気予報では3時ごろから雨の予報です。
お昼前に平城宮跡へ到着しました。会場に到着するとまだ人もまばらです。
奈良県が2億円かけて始めたお祭りです。こんなんで大丈夫なのか?心配になります。
しかし平城宮跡は広いです。今はまだ工事中ですが、今年の3月に朱雀門辺りも整備される様ですが、端から端まではかなり距離があります。
以前から思ってる事ですが、シャトルバスかモノレールでも通した方がいいと。
見るだけでゾッとする広さなんで 😥
朱雀門から太極殿までの間には、近鉄電車が横切っています。
コロナ禍の開催は?
相変わらずコロナ禍ですが、2023年はやっと通常開催になるようです。
しかし、ぎりぎりまでどうなるか分からないので、ホームページでチェックしてみて下さい。
【大立山まつり2023】奈良 ちとせ祝ぐ寿ぐまつり (hoguhogunara.jp)
噂の山車はショボいか?
だだっ広い道を歩いていくと、噂の山車が見えて来ました。
この画像だとそう悪くないやんと思うかも知れませんが、これはアップで撮影したもので・・・
全体を撮影したのがこちら↓
なるほど〜確かにショボい。
平城宮跡が広いので、小さく見えるだけなのでは?そう思った私の間違いです。
噂通り間違いなくショボいです。
台は結構大きいんですが、台のサイズにしては、人形が小さすぎです。
夜になると点灯するのでもうちょっと見映え良くなるのか?
でもこれじゃあ迫力なさそうです。
台の高さは二階程の高さがあるので、目線からしても高いのでは?
もうちょっと人形のポーズを考えた方が良かったように思います。
この人形は多聞天で、四天王の一人です。
有名な東大寺大仏殿の周りに配置されている守り神です。
東大寺の多聞天はこちら
【東大寺】~写真で案内する~行った気になる【大仏殿】大仏のホクロはホクロではなかった
大仏殿 スポンサーリンク 参道から南大門、大仏殿までは 大仏殿入口 南大門を抜けて、まっすぐ進み突き当りに大仏殿があります。 大仏殿に向かって左側が入堂口です ...
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でもこの多聞天という文字よりも南都銀行の看板が目立つのもどうなんでしょう?
スポンサーなのかも知れませんが、この場合少し多聞天の看板を大きくするとか、バランスを考えたらどうか?と思いました。
山車は四天王なので、4基あり一基2100万円かかっているそうです。この2100万円が高いかどうか?は別として、これなら4基作らず1基でもっと豪華なものを作ったほうがよかったのでは???
この山車のデザインは公募だったのに選ばれたのは、かの有名なキモキャラ「せんとくん」をデザインした人になったようです。
う~ん奈良の闇は深い
謎の展示物がある
インフォメーションのすぐ側に不気味な展示スペースが・・・ 😎
これは、横にミシンがあって、何か縫製の様子を表現しているような。
これは、童話「舌きり雀」を題材にしたような・・・
それにしてもキショイです。
何か説明版があったのかも知れませんが、この人形のあまりのキショさに目が行き、説明版を探すこともなく行き過ぎてしまいました。
「女直虎」のブースもありました。コンセプトは何なのか?
もう平成も終わるというのに、あまりにも昭和なアトラクションです。枚方の菊人形を思い出しました。
しかし、この展示物には理由がありました。
大立山まつりとは、大立山(四天王)に加え、県内各地域の立山が紹介・展示されているそうです。
この謎の展示物は、県内各地域の立山って事のようです。
県内各地域の立山にも意味があり
その年の話題となった出来事や有名人を取り上げて、面白おかしく飾りつけたもの。
これを立てないと、病気や事故が起きるとされ、無病息災を願う、いわゆる身代わりとして、江戸時代に始まったという説があります。
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スープが多すぎの飲食ブース
飲食ブースは、沢山のブースがあり奈良県内全39市町村の代表的郷土料理が出店しています。
奈良県はかなり広いので、奈良南部などは、奈良市民といえども中々そう行かない所なので、食べてみたい物が沢山ありました。料金はほぼ一律¥400です。
「あったかもんグランプリ」という食フェスなので、スープが多いのは仕方ないですが、いいとこ2杯しか食べられません。いろいろ味見してみたかったので、紙コップ位のサイズで¥200とかで売って欲しかったなぁ~
私が食べた「笹ゆりボール」は美味しかったです。友人が食べたスープは、中にアンコの入りのヨモギ餅が入ってました。かなりチャレンジャーなスープでした。名前は忘れましたが 😎
やはり皆スープを複数頂くのはキツイのか?唐揚げやピザに行列が出来ていました。
あとスイーツが少なかったですね。コーヒーは缶コーヒーしかなかったので、デザート類も充実して欲しかったなぁ~
食事はビニールテントで椅子とテーブルを置いてある所があり、ストーブが焚いてあります。
私もここで食事をしましたが、一度入ると外に出られません。外は寒いので 😐
ビニールテントは数か所ありましたが、もうすでにいっぱいです。本格的に混んで来たらここで食べるのも無理っぽい。
平城宮跡近くに有名なケーキ屋さんがあります。
奈良のガトードボアは有名パティシエの居るお店、ラボラトワールに行って来た
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特設ステージ
食ブースをウロウロしていると、「どらえもん」の歌が聞こえてきました。
特設ステージに行ってみると、声優さんらしき人が私服で歌っていました。そして「これリハーサルですよ」って・・・ 😯
もうすでに人は集まっています。リハーサルは来客が入場する前にしたほうがいいのでは?
パンフレットを見直すと、この日は13時からになっているので、開催前って事の様でした。この日は最終日の日曜日で食フェスもあるので、お昼には開催だと思ってました。
夜が本番でしょうが、私は兵庫県から来た友人と山焼きを見て一泊した翌日にここに来ています。
若草山焼きは大きなイベントで、私たちのように一泊して立ち寄る人もいると思うので、昼からしっかりやって欲しかったなぁ~
この日は大寒波襲来で、そう長居も出来ないので、残念ながらイベントは見れず 😥
イベントスケジュールこちら
奈良 大立山まつり ねぶた祭り に似た 山車 が巡行 平城宮跡の祭り フードフェスタ もある
「大立山まつり」って知っていますか?私は知りませんでした。 それもそのはず、2016年から始まった新しい奈良のお祭りです。 1月に平城宮跡で開催されます。 スポンサーリンク ...
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せんとくんエアドーム
奈良のイベントでよく見る「せんとくんエアドーム」がやはりここにもありました。
この他に、同じようなエアドームっぽいもの、お城の形とパンダの形をしたものがありました。
射的やスマートボールなどの縁日っぽいものもあり、子供さんを遊ばせるのにはよさそうです。縁日は1回¥200でした。
奈良県は「ゆるキャラ」が多い
奈良と言えば「せんとくん」です。キモイと非難ごうごうだったゆるキャラ代表の「せんとくん」ですが、キモイあまりに有名になり、定着する事になりました。
私は早く帰ったので、この黒滝村の「くろたん」にしか会えませんでした。個人的には、「雪丸」に会いたかったなぁ~
帰り際にステージで「せんとくんも応援に来てくれました~」との声が聞こえたので、ステージの方を見ると「せんとくん」が居ました。
もうスペシャルゲスト扱いになってます。
だんじりや提灯
お祭りにお似合いのだんじりや提灯もありました。
しかし平城宮跡が広すぎるので、小さく見えてしまします。村のだんじり程度の大きさだとやっぱり目立ちません。
奈良大立山まつりはどうだったか?
冬に減少する観光客を呼び込む為に始まったと聞いている、このお祭りですが、観光客を呼び込むには、少々力不足です。
スケジュールの都合で、メインの大立山巡行や太鼓演奏などの時間に行けなかったので、夜はもうちょっと盛り上がってるとは思いますが。
地元民のイベントならこれでもオッケーですが、わざわざ遠方から来るようなイベントでもなさそうです。
これから年々良くなるかも知れませんが、現状では課題が多いお祭りです。
私は地元民なので、来年も来たいと思っています。これから良くなるように見守りたいと思います。
最近平城宮跡が整備され、他の施設も出来ました。このお祭りもグレードアップしているかも知れません。
今度行ったらレポートしたいと思います。
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