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月ヶ瀬梅林
大正11年には名勝地に指定された月ヶ瀬梅林。
梅の見頃は2月中旬から3月中旬、桜の咲く前まだ寒い時期に唯一楽しめる花です。
まだ梅まつりが始まって間もない、2月中旬に行ってきました。
たぶんまだ咲き始めです。公式ホームページでも開花情報が公開されていますが、咲き始めです。
しかし、まだ行った事がないので、下見がてらに出かけました。
見頃
この辺りは、標高220mで、奈良市より2~3度気温が低いそうです。
なので、近くの梅が満開になってから来ても遅くなさそうですね。
例年だと3月中旬が見頃の事が多いそうです。
ただしこの時期は混雑するそうです。
梅の本数もかなり多いし、広範囲に梅がありますので、多少時期を前後しても、長い期間楽しめそうです。
アクセス
車
私は、この辺りにゴルフに来る事があるので、いつものルート柳生街道369号線から4号線を通って来ました。
西名阪道→名阪国道 五月橋IC・治田IC・白樫ICから約7kmとなっていますが、小倉インターからも来れるそうです。
電車
奈良交通直通臨時バス(奈良駅から約68分)月ヶ瀬梅林行き:定期バスが運行が運行しています。
しかし、バス便の本数が少ないので、時刻表は確認しておいた方がいいですね。
ここは奈良県ですが、三重県と隣接しているので、三重からも来やすい立地です。
バスの時刻表はこちら↓
梅まつり
梅まつりは、令和6年2月11日~3月24日です。
この辺りは、梅林の時期以外は、茶店も閉まっている事が多いですが、「梅まつり」の期間はたくさんのお店が営業しています。
駐車場
この日は「月ヶ瀬行政センター」の駐車場に停めました。
他にも駐車場はありましたが、この辺りの道は細くて急な道もあるので、無難なここを目的地にしました。
駐車料金は¥700で、他の駐車場は¥800だったので、少し安かったです。
名勝月ヶ瀬梅林の石柱
この石碑がある所が梅林の入り口です。
「月ヶ瀬行政センター」の駐車場からここまで、徒歩5分程です。
この辺りにも2か所、有料の駐車場がありました。
ここからは、上り坂です。
見た目は蕾しか見えませんが、ほんのり「梅の花」のいい香りがしてます。
大きな梅干しの樽
石碑から数分上り坂を歩くと左手に大きな樽が見えます。
CAFE ほっとひといき
お向かいにカフェがありました。
メニュー
少し新しい感じのお店です。
他の茶店と比べるとやや観光地価格かな?
茶店は、おうどんやおでんなどのメニューが多いですが、ここは洋食やケーキがあり、メニューもカフェですね。
ちょうどこのカフェの前が二股に道が分かれています。
左が梅林の看板があったので、そちらに進みましたが、めっちゃ坂がキツイ。参りました。
距離はありませんが、かなりキツイ坂です。
右に進んでも同じ所に出てくるので、ここは右が正解でした。右の方が坂がきつくないです。
一目八景
坂を上るとすぐ「一目八景」があります。
ここからは、名張川を見下ろす絶壁沿いの道を進みます。
多少アップダウンはありますが、さほど気になる程の坂でもありません。
終点付近の天神神社辺りまで、だらだら歩いても30分かからない程度の距離です。
この日はお天気が悪く、梅もまだ咲き始めでしたが、名張川に向かう斜面は梅の木だらけです。
満開の時は絶景が見れそうです。
こんな風に見晴らしのいい所で、食事が出来るようになっています。
帆浦梅林
帆浦梅林も絶景スポットです。
梅林公園
少し進むと梅林公園があります。
天神社
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ランチ
一目八景茶屋
メインの絶壁沿いの通りは細く、車は通れない位の幅しかありませんが、両脇に茶店が点々と並んでいます。
その中でも絶景だと言われる一目八景茶屋に戻ってきました。
メニュー
メニューはスタンダードな、うどんそばやおでんです。
しかし、リーズナブルな価格です。
もう一つ驚きだったのは、ここのお店の方だけでなく、どこのお店も愛想が良く親切な方が多かった事。
観光地だから当たり前と思うかも知れませんが、奈良はどちらかと言うと無愛想な人が多いです。
特に奈良公園 😎
ここの人は、いい感じの接客で、とてもほっこりさせてもらえましたよ。
お土産はこの3つ
梅の木茶屋
一目八景から少し戻ると、上に上る脇道があり、少し進んだ所に「梅の木茶屋」がありました。
草もち
まずは、名物「草もち」を頂きました。その場で焼いてくれます。
持ち帰りは焼かずにそのまま、パックに入っています。
月ヶ瀬漬け
そしてもう一つは「月ヶ瀬漬け」です。
梅を漬けたものなので、お茶漬けにでもして食べるものか?と思ったら間違い!
梅をしその葉で包んで、砂糖漬けにした甘いもので、どちらかと言うと「おやつ」です。
梅は、カリウムや鉄、ビタミンEを豊富に含み、血圧を下げる効果や抗酸化力が優れています。
疲労抑制効果のあるクエン酸も多く含まれています。
味がどうなんだろう?やや不安でしたが、美味しかったです。
梅干しのような柔らかい梅ではなく、カリッとした硬さのある梅でとても甘いです。種は無く薄くスライスしたものを重ねてシソで巻いてありました。
テニスの途中に甘い梅干しのおやつを補給する事がありますが、確かに疲労回復に即効性があるように感じますね。
特に夏場は、汗とともに失うものを補ってくれます。
お茶
やはり月ヶ瀬と言えばお茶の産地です。
ひげ茶
あちこちのお店で、あまり聞き慣れない「ひげ茶」というものが売っていました。
大きな袋に入って¥300とかなり安いお茶です。
茶葉だけでなく茎も入っているので、安いんだそうです。
ほうじ茶
奈良と言えば「ほうじ茶」です。茶粥でも使われていますが、食事の時は緑茶よりほうじ茶の方が合いますね。
お土産 番外編
一般的ではないかも?ですが、盆栽や梅の木もたくさん売ってました。
荷物になりますが、好きな人なら色々選べて楽しいですね。
雲海も見れるスポット
月ヶ瀬では、タイミング良ければ雲海も見れるそうです。
竹田城まで行かないで済みますね(笑)
しかし、雲海の良く出る時期は晩秋、しかも早朝から午前8時頃までが一般的のようです。
なので、梅まつりに合わせて見れる事は、残念ながら無さそうです。
前日が雨で、翌日晴れの放射冷却の時や濃霧注意報が出るときに見れるようです。
何故 梅林が出来たのか?
車で通る位で、じっくり歩く事が無かったんですが、梅の木の本数はかなりのものです。
メインの通りはもちろんですが、名張川を挟んで対岸にもたくさん梅の木がありました。
どう見ても誰かが植えたとしか考えられません。
観光地にする為に植えたのか?と思いましたが、違いました 😎
元々、染色がこの辺りの産業で、染料の元になるものに梅が使われていたそうです。
染色材料として植えた梅が、観光地として役に立ったようです。
近くにある 月ヶ瀬温泉
公民館のある駐車場から車で5分とかからない所に日帰り温泉があります。
農産物直売所もあるので、お風呂に入って、野菜を買って帰るのがおすすめです。
梅の郷 月ヶ瀬温泉 奈良 クーポンあり!ふれあい市場で野菜!梅こころで食事する
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