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【東大寺】写真で案内する【大仏殿】何故奈良に鹿がいるのか?

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東大寺

東大寺大仏殿前の交差点は、いつも人力車屋さんが居ます。
以前はあまり見かけませんでしたが、ここ10年位で増えたように思います。
人力車は最近見かけるようになりましたが、昔からここに居るのが「お鹿様」です。東大寺に何故「鹿」がいるのかご存じですか?
そんな「東大寺あるある」をいくつかご紹介!

 

 

南大門前参道

東大寺の入り口である「南大門」

ここは、奈良公園の中でも一番賑わう場所です。

南大門手前の参道前では、向かって左側にお土産屋さんが並び、右は浮雲園地と言う公園です。

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この日は平日でしたが、観光客でいっぱい。

外国人、修学旅行生など観光バスで大量に押し寄せます。

外国人も最近では様々な国から訪れているようで、中近東らしき人々もよく見かけます。あとフィリピンやタイの人もいます。

韓国人・中国人は自撮り棒を使って撮影している人が多いです。

日本人にはあまり人気のない奈良ですが、外国人には人気の様です。

ここに来るととても鹿くさいです( ;∀;)

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奈良と言えば鹿。期待に背くことなく、鹿が大量にいます。

屋台で鹿せんべいが売っています。皆さん楽しそうに鹿せんべいをあげています。

鹿せんべいを持っていなくても鹿は寄ってきます。

鹿に気を取られて歩いていると、鹿のフンを踏むので足元にも注意が必要です。

鹿はいつ見てもかわいいですが、コンビニの袋などを下げているとすごい力で引っ張られる時があります。美味しい食べ物が入っているのを知っているんですね。

鹿は比較的おとなしいですが、こんな荒っぽい鹿もいますので、手荷物には注意が必要です。

できればリュックが無難でしょう。

奈良公園の中でも、ここ東大寺南大門付近の鹿が一番強者です。

物怖じしない、人馴れしている、そんな鹿が多いので、観光に訪れた方は特に注意が必要です。

鹿せんべい目当ての鹿が、おじぎをしている光景をよく目にしますが、

これは鹿の「威嚇行為」です。

「ちょうだい」って言ってるように見えますが、

実は「早く鹿せんべいよこせ」って言ってるんです。

なのであまり焦らすと、噛みついたり、蹴られたりするので、ご注意を!

ちなみに、若草山辺りの鹿はシャイな鹿が多いです。

 

何故奈良公園に鹿がいるのか?

「鹿は神様の使い」 漠然と日本人なら認識がありますよね。

もう少し詳しく・・・

~およそ1300年前春日大社が祀る神様「タケミカヅチノミコト」が茨城県の鹿島神宮から白鹿に乗ってやってきた~

出ました 都市伝説 😯

白い鹿は、ホワイトタイガーもいるのであり得ると思いますがね~

茨城から乗って来るには無理があるでしょう。

しかも鹿はそんな大きくないので、背中に乗るのはどうかと?

古代人というか神様は、だいぶ小柄だったのかもしれませんがね。

茨城は遠いですよ。歩いたら。

どうせなら白い鹿にまたがり、天から降りてきた事にしたほうがよかったかも?

真偽は別として、そんな伝説のおかげで、東大寺というかご近所の春日大社に神様の使いとしてやってきた「お鹿様」が、ずいぶん昔から国をあげて大事にされてきて、今に繋がったという訳です。

しかし野生の鹿がこんな身近に触れられる場所もそうありません。

今では奈良の観光に一役買ってる鹿たちです。

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お土産屋さんの前でくつろぐ鹿。う~ん営業妨害かも?

しかし関係なしに好きな所で座っています。

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南大門手前の奈良漬け専門店です。

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私は奈良漬けが苦手なので食べたことがなく、お味についてはわかりませんが( ;∀;)

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南大門

こちらが南大門です。近くで見ると結構小汚い感があります。

まあ木造なのでそれなりに剥げてます。

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創建時の南大門は平安時代に大風で倒壊した為、現在の門は鎌倉時代、東大寺を復興した重源上人(ちょうげんしょうにん)が再建したものです。

屋根裏まで達する大円柱18本は、21mにも及び、門の高さは基壇上25m程の高さです。

重源が築いた大仏様の建造物で残っているのは、東大寺では南大門のみだそうです。

南大門には、右に吽形像、左に阿形像が、向かい合う形で安置されています。

一般に「仁王さん」と呼ばれてますが、正式には金剛力士像といいます。

怒りを表に表した「阿形」

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怒りを内に秘めた「吽型」、

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要するにどっちも怒っていて、「仏敵を退散させる武器を持ったもの」

手短に言うと門番として、ここに立っているという訳です。

神社の狛犬なんかも、この「阿形・吽型」が使われています。

「あうん」はサンスクリット語の最初と最後の文字といわれているそうで、

そういえば、「あいうえお」の五十音の最初が「あ」で最後は「うん」だなぁ~

と感心してしまいました。

東大寺の金剛力士像は、阿型・吽型が通常の配置とは逆になっています。

これは、奈良時代の配置で後に鎌倉時代辺りか?配置が変わったのでは?と言われているそうです。

山口県で伐採された木材が使用され、1203年(建仁3年)7月24日から10月3日までの70日間で像造されたことが解っています。

 

何故山口県から木材を?

素朴な疑問です?

山に囲まれた奈良なのに、なぜわざわざ山口県の木材を使ったのでしょうか?

私の予想では、「山口県に○○の神様が居て、これを使えと夢枕に立った」意味不明な都市伝説をもとに、面倒なことをしたんだろう!と思いましたが

全くのハズレ 😎

奈良時代に建てられた建物が築後約400年を過ぎ、老朽化が進んで根本的な大修理、又は建て替えの時期を迎えていたので、鎌倉時代は建築ラッシュの時代でした。

当時近畿一円の山から直径1,5mの柱がとれる檜の大材はなくなっていたそうです。

要するに、建築バブルによる材料不足だった訳ですね 😯

金剛力士像の背面には、石材を宋より買い求めて運ばれたと伝わる石獅子が。

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正面から見るとETのようなお姿ですが・・・・・

東大寺ミュージアム

南大門を超えると左手にすぐ東大寺ミュージアムがあります。

大仏殿との共通券もありますので、両方見る人はセット券がお得です。

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左手には勧学院の土塀が見られます。

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この道を進むと、葛を使ったお料理や葛餅が有名なお店があります。

【天極堂】大仏殿に近い奈良本店に行ってきた葛料理・葛菓子専門店

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境内案内図

南大門を超えた所に境内案内図があります。ここから右に進むと「お水取り」で有名な二月堂に行けます。

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鏡池

東大寺前の鏡池には、アーティスト蔡國強(中国)さんの作品である船が展示されていました

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大陸と大陸を繋ぐ“船”は、海を介した文化交流の象徴です。中国から船大工10人が来日し、東アジアの海を航海した中国伝統の木造船を公開制作しました。
完成した船は、鏡池を海と見立て、今回のシンボルプロジェクトとして展示中です。

古都祝奈良より引用

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普段は、船は浮かんでいません。

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大仏殿

鏡池の向こうに見えるのが、大仏殿です。

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ここまでは入場無料ですが、大仏殿は拝観料が必要です。

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【東大寺】~写真で案内する~行った気になる【大仏殿】大仏のホクロはホクロではなかった

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