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若草山焼き不思議あるある「山焼きを始めた理由」東大寺・興福寺・春日大社の合同行事

「草が伸びすぎて焼いているのだろう」と特に何とも思ってなかった「山焼き」ですが、実際に近くで体験してみると、いろいろと疑問がわいてきました。
春日大社と東大寺と興福寺による合同の祭り?でした。
奈良を代表する3大社寺が合同でするには何か理由があるはずでは?

 

 

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若草山焼きの起源

パンフレットでは

昔、この辺りに「牛鬼」という妖怪?幽霊?が出て人々を怖がらせていました。

「翌年1月頃までに焼かないと不吉な事が起こる」という迷信が広がり放火が度々起こったようです。

放火により東大寺境内まで火が迫る事も度々あり、奈良奉行所は1738年に「放火停止」の立札を立てましたが、

その後も放火が収まりませんでした。

このような事から江戸時代末期には、東大寺・興福寺・奉行所が立ち会って山を焼くようになったそうです。

と 書かれていました。

 

この背景には勢力争いが

放火を落ち着かす為に始まった「山焼き」ですが、この背景には興福寺と東大寺の勢力争いがあったようです。

江戸時代 中頃

1760年、東大寺と興福寺の境界争いを奈良奉行所が調停をし、若草山を5万日の預かりとしたと言われています。

この時点では東大寺と興福寺の境界争いがあったのは明確なようです。

 

もう少しさかのぼると・・・

若草山山麓の野上神社の囲い柵の外に、明治35年、山頂の鶯塚から掘り出されて現在地に安置された地蔵菩薩像があります。

1550年、戦国時代に興福寺の僧が神仏習合の地蔵菩薩像を山頂に建てましたが、この像は何者かによって谷に落とされたそうです。

この地蔵菩薩には「南無春日大明神」と刻まれているそうです。この時点では、興福寺、春日大社VS東大寺の図式なのか。

誰かな?谷に落としたのは 😥

 

さらにさかのぼると・・・

1255年、鎌倉時代、東大寺東南院の僧が若草山山上にお堂を建てたので、興福寺の衆徒がこれを破却したそうです。

さらに山を焼くとき両寺の公人たちが衝突して刃傷沙汰までに・・・ 😥

お坊さんがいけないですね~

 

もっとさかのぼると・・・

756年、奈良時代に描かれた?「東大寺山界四支図」に、若草山のまだ樹木は茂っている様子が描かれているようです。

山焼きによってはげ山になっているので、樹木が茂っているということは、山焼きが始まる以前かもしくは火事になる以前に描かれたという事になりますね。

古い話なので明確な事は不明のようですが、以上の事から考えると、もともと東大寺の敷地だったのを興福寺が勢力を伸ばしてきて領地争いになったのでは?

と私は思います。

まあ その又元はと言えば、誰のものでもないんですがね 😐

 

幽霊の伝説はどうなった?

若草山山頂には、五世紀の前方後円墳「鶯塚」と呼ばれる場所があります。かつて「ウシ墓」と呼ばれ気味悪がられていたことで、

後に若草山に出る「牛鬼」の妖怪伝説につながったようです。

この古墳は、仁徳天皇の皇后の墓ではないかと言われていますが、明確にはわかっていないそうです。

墓があるので、昔の有名な心霊スポットだったのかもしれませんね 😯

なので、幽霊(妖怪)伝説が昔からあったとしても不思議でもありませんね。

しかし「翌年1月頃までに焼かないと不吉な事が起こる」と いう迷信があったとしても、一般人が放火するのはリスクがありすぎなのでは・・・

見つかると死罪ですから。

それに幽霊(鬼?)が出るから燃やすっていうのもね。結構ハードな対処方法です。

なので、迷信を流したのも、放火をしたのも、この領地争いからきたのかなぁ~と私はそう思いました。

真実は古すぎてわかりませんが・・・

行列の話に戻りますが、「金峯山寺」は何故参加なのでしょうか?吉野なのでここからずいぶん離れています。大人の事情か?

 

本当の事はわかりませんが・・・

いろいろあったようですが、今は仲良く並んで行列でよかったよかった(^^)

行列の順番で揉めないで頂きたいと思います。

パンフレットでは幽霊のせいにしていますが、「領地争いで放火やお堂を壊すという暴走族顔負けの事が行われていた」としたほうが、スキャンダラスで現代人にはおもしろく興味をひくのではないでしょうか?

体裁があるのと明確でないのでそうはいかないか・・・ 🙂

 

山焼きの歴史

明治時代になって今の山焼きのように夜間に行われるようになり、イベントとなりました

この時点で、若草山は公園となり県の所有地となった為、やっと両寺の紛争から解放されたようです。

当初は2月11日に行われていたようです。昭和25年から1月15日の成人の日に行われるようになり、成人の日が第2月曜日に移行されたので、今の第4土曜日に日程が変更されたそうです。

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山焼きは燃えるように工夫している

若草山の伸びすぎた草を焼いていると思っていた私ですが、それはどうも少し違うようです。

下の写真を見て頂ければわかると思いますが、柵の向こうにふさふさした草が見えます。

よく考えれば「なるほど」なのですが、冬になると草は枯れます。なので柵の手前の状態が自然な若草山の状態なのです。

では何故柵の中がふさふさしているのか?

これは山焼きの為にススキを春に植えているのだそうです。それでも鹿がむしゃむしゃ食べてしまうそうですが 🙂

草が伸びたから燃やすのではなく、燃やすために植えている大きな違いでした。

 

鹿は大丈夫か?

若草山といえば鹿ですが、山焼きで鹿が大丈夫なのか?ちょっと心配になりました。

鹿が大量にいるので、山焼きでなく鹿焼きにならないか?

若草山の草は冬に枯れる為、元々冬場に鹿は少ないそうです。食べるものがなくなりますものね。

それと柵がしてあるのでだいたいは入れないようです。

もう一つは、やはり動物なので本能で火には近づかないようです。

よかった よかった 😮

最近では火よりも、観光客のごみや変な食べ物をあげるほうが、鹿にとって脅威となっているようです。

皆さんもゴミは必ず持ち帰り、鹿せんべい以外はあげないで下さいね。くれぐれもお願いします。

起源はどうあれ、毎年みんなを楽しませてくれる「山焼き」に感謝です。

携わる皆様方、ご苦労様です。どうもありがとう 🙂

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