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富雄丸山古墳
富雄丸山古墳で世紀の大発見があった!
テレビのニュースでやってました。
富雄丸山古墳って、たまにテニスに行くテニスコートの横にあったよね~
この世紀の大発見のあった所に行った事がある私でした。エヘン 🙂
奈良には古墳が山ほどあり、どこに行っても見かけます。
しかし古墳って誰かの墓で、しかも見た目ただの小山で、大体が入口で入れないようになってます。
そんな古墳は、よっぽどの古墳好きか歴史マニアしか行かない所でもあります。
富雄丸山古墳 アクセス
富雄丸山古墳は、第二阪奈の高速道路の中町インターを降りてすぐの所にあります。
周辺は住宅地で、テニスコートのあるグラウンドの横にちょっとした公園で森みたいになっている所が古墳のある所です。
富雄丸山古墳とは
富雄丸山古墳は、4世紀後半に造られた直径109メートル国内最大の円墳です。
空白の4世紀と言われる程、発掘されているものが少なく貴重な資料だそうです。神功皇后の時代くらいですかね?
学校で習った「前方後円墳」は古代の墓、古墳のイメージですが、円墳との違いは何なんだろう?
どうやら、「権力はありながらヤマト王権との関係が薄いため、前方後円墳を築けなかった首長の墓」のようです。
「前方後円墳」は王族の墓、「円墳」は地方権力者の墓って事のようです。
で、ここがポイント!
王族の墓って事は、天皇の墓なので、宮内庁の管轄です。
地方権力者の墓は、市区町村の管轄になります。
たくさんある古墳ですが、宮内庁管轄が多く、今回の古墳は市区町村管轄なので、発掘調査出来たって訳です。
今回の発掘は2つ
盾の形をした銅鏡。過去に例を見ない“盾形”の銅鏡で、長さ64センチ、幅およそ31センチの大きさです。
銅鏡と言えば、社会の教科書で見たことがある、丸い鏡ですが、この形が盾の形をしている所が初めてのようですね。
もう一つは「鉄剣」
全長237センチ(鞘などの装具を含めると約267センチ)これまで見つかっている中で最長だという「蛇行剣」。
蛇行剣の出土は九州南部に多く、奈良では宇陀でも複数見つかっているそうです。
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国宝
今回「国宝級」って言われる程の発見だったそうですが、国宝っていくつあるのだろう???
調べてみたら、全国で1089件だそうです。
当然、数は奈良が一番だろう!
そう思いましたが、意外に一番多いのは、東京都でした。
1位 東京都 276件。
2位 京都府 228件
3位 奈良県 198件
古さでは負けてないぞ~と思う奈良ですが、残念3位でした。またしても京都に負けてる 😥
しかし、東京が1位とは意外だったなぁ~
東京が1位の理由は、博物館、美術館所蔵が多いからだそうで・・・なるほどね
4位大阪府 62件 と、ベスト3からは、ぐっと数が減ります。
奈良県の1位は無いのか?
ありました、ありました
国宝が最も多いお寺は、奈良県にある法隆寺の38件でした。
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国宝と重要文化財の違い
とにかく古いものがてんこもりの奈良県ですが、国宝と重要文化財の違いって何なんだろう?
国内のお宝を重要文化財に指定するのは、国や地方自治体です。
その中でも「国」が指定した重要文化財で、特に貴重であると認められたものが「国宝」
「国宝」は「重要文化財」の中の1%程度だそうです。
私の感覚では、「重要文化財」は古いもの、「国宝」は、めっちゃ古いもの
近からず遠からずってとこですかね(笑)
富雄丸山古墳 現地公開
世紀の大発見である、富雄丸山古墳の現地公開があります。
発掘場所の公開で、出土品(鉄剣・盾形銅鏡)は、保存処置中のため、展示公開はありません。
令和5年1月28日(土曜日)12時30分~15時00分、29日(日曜日)10時00分~15時00分(小雨決行)
場所・時間等: 富雄丸山古墳(奈良市丸山一丁目1079-239)
古墳西側のグラウンド内で受付を行い、現地へ誘導い
誰の墓?
古墳というからには、誰かの墓ですね。
ワニ氏の祖、武振熊か?
日本書紀や古事記に出てくる、神武天皇と争って敗れた指導者「ナガスネヒコ」またの名「登美毘古」と言われる人物か?
などと言われています。
今後の発掘に期待!ですが、私が生きているうちに判明する事はなさそうですね 😎
お墓には名前を書いていて欲しかったなぁ 🙂
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