吉城園奈良今なら無料紅葉の楽しめる庭園穴場の紅葉高級ホテル予定地

二年前に訪れた吉城園ですが、何と今なら無料で入園できるそうです。
そして、後に高級ホテルになる予定地なので、
もしかすると今年が見納めかも知れません。

吉城園

奈良公園には、日本庭園がいくつかあります。吉城園もその一つです。

奈良公園自体が日本庭園みたいなものなので、わざわざ見に来る事も少ないと言うかそもそも知らない人も多いです。

園内は池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、苔の庭には離れ茶室があります。

「きちじょうえん」と読むのか？と思いましたが「よしきえん」でした。

場所

そんな有名でない吉城園ですが、場所は一等地にあります。

東大寺大仏殿の参道、南大門の西側にあります。

奈良でも一番人通りが多い大仏殿前ですが、ここは入り口が裏通りになるので気付かない人が多いですね 🙂

東大寺の紹介はこちら↓↓↓

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お隣は依水園でここも日本庭園です。

依水園の方が大きくて有名なので、吉城園は比較的空いています。

なので、混みあう紅葉シーズンでも、比較的ゆっくり出来る穴場スポットです。

歴史

吉城園は、興福寺の子院の摩尼珠院（まにしゅいん）があったところです。

明治に民間の所有となり大正８年（１９１９年）に

現在の建物と庭園が作られました。

企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから奈良県が所有し庭園を公開しています。

入園料　無料

入園料は大人250円と元々安かったのですが、今はなんと無料です。

何故無料になったかと言うと・・・

オリンピックを控えて、2019年開業予定でここに高級ホテルが建設予定でした。しかし2022年に延期されました。

ここの所インバウンドで賑わっていた奈良公園ですが、現在は当たり前にさっぱりです。

コロナ次第でしょうが、この予定もどうなる事やら・・・ 😎

しかし高級ホテルになってしまうと、おいそれとは中に入れませんよね。

素敵なお庭を見れるのも、今年限りかも知れません。

今　見ておくべき

そんな事情で、今後どうなるか？未定ですが、今年はまだ開園しています。

紅葉も綺麗なこの時期に、是非見ておいてほしいです。

池の庭

３つの庭から成る吉城園ですが、入口を入って階段を上がるとすぐ見えてくるのが、1つ目の庭「池の庭」です。

庭を眺めるように建物が建っています。

建物内部には、入れません。

小さなテラスっぽいものがあります。この時代もウッドデッキっぽいものがあったのか？

建物と池の間の通路を先に進みます。

この建物を中心に、建築家・隈研吾（くまけんご）デザインの最高級インターナショナルホテルに変わる予定だそうです。

隈研吾と言えば国立競技場をデザインした事で有名な最近人気の建築家ですが、この近く高畑に出来た「ふふ奈良」もこの人のデザインでした。

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苔の庭

少し進むと藁葺の家が見えてきました。この奥に見えるのが、たぶん苔の庭でしょう。

羅浮山

毎度思う事・・・それはこの面倒くさい日本語。

ゆっくり考えて読まないと、理解し辛いので、私はいつも写真を撮ってから家で読みます。

後水尾天皇の第16皇子・・・権力闘争の激しい時代なので、沢山の子供が居るのも解りますが、ちょっと多すぎやね。

その皇子が中国の山から名付けたという事ね。

1649年生まれ（という事だと思う）なので、江戸時代、鎖国中辺りのようですね。

内部には上がれませんが、玄関先から室内を見れます。

この襖絵と言うか扉絵？よく似たものを奈良公園にある旅館で見かけた事あるなぁ～

思い出した・・・ここ↓

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